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よくあるご質問(サポートFAQ)

CLUSTERPRO:keepalive リセット および keepalive パニック が動作しません。原因と対処方法を教えてください。

質問内容

keepalive リセット および keepalive パニック が動作しません。原因と対処方法を教えてください。

回答内容

[原因]
キープアライブドライバで使用しているメジャー番号(10) および マイナー番号(241)が、他のドライバで使用されている場合に、keepalive リセット および keepalive パニックが失敗する場合があります。

[確認方法]
/dev 配下のドライバを確認し、キープアライブドライバと他のドライバのメジャー番号およびマイナー番号が重複していないか確認してください。
 実行例:
  # ls -l /dev
 (参考) キープアライブドライバ(clpka) の出力例
   crw-r--r-- 1 root root 10, 241 8月 18 12:54 clpka

キープアライブドライバと他のドライバでメジャー番号およびマイナー番号が重複していた場合、以下の [回避策] に記載した手順で回避してください。

[回避策]
以下の手順を実施し、キープアライブドライバで使用するマイナー番号を変更してください。

前提条件:クラスタ内のすべてのサーバが正常状態であること

クラスタ内のいずれか1台のサーバで、以下を実行してください。

  1. クラスタをサスペンドします。
    実行例:
     # clpcl --suspend

  2. clpcfctrl コマンドを使用してクラスタ構成情報を取得します。
    実行例:
     # clpcfctrl --pull -l -x /tmp

  3. キープアライブドライバ のマイナー番号を、他のドライバが使用していない値へ変更します。
    (本手順では、例としてマイナー番号を 250 に変更します)
    • CLUSTERPRO X 4.2 以前の場合
      クラスタ構成情報を保存したパス配下のクラスタ構成情報ファイル (例:/tmp/clp.conf) に以下の情報(★の箇所)を追記します。
      <root>
        <cluster>
          :
          略
          :
          <driver>★
            <ka>★
              <minor>250</minor>★
            </ka>★
          </driver>★
        </cluster>
          :
          略
          :
      </root>
    • CLUSTERPRO X 4.3 以降の場合
      クラスタ構成情報を保存したパス (例:/tmp) でclpcfset コマンドを使用してクラスタ構成情報を編集し、キープアライブドライバ のマイナー番号を変更します。
      実行例:
       # cd /tmp
       # clpcfset --add clsparam cluster/driver/ka/minor 250

  4. clpcfctrl コマンドを使用してクラスタ構成情報を各サーバに反映します。
    実行例:
     # clpcfctrl --push -x /tmp

  5. クラスタをリジュームします。
    実行例:
     # clpcl --resume

[参考]
スタートアップガイドの以下の章も参照してください。
 第 6 章 注意制限事項
  6.2. OS インストール前、OS インストール時
   6.2.7 カーネルモード LAN ハートビートドライバ、キープアライブドライバのメジャー番号

製品名カテゴリ

CLUSTERPRO X

補足/関連情報

このFAQの対象製品バージョンは以下のとおりです。

  CLUSTERPRO X for Linux

  • コンテンツID: 3150116188
  • 公開日: 2022年08月23日
  • 最終更新日:2023年04月28日

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