利用できない場合があります。
WinShareは、リモート操作される側のディスプレイを、操作する側と共有するタイプのリモート操作製品です。そのため、リモート操作される側にディスプレイが接続されていない場合やディスプレイの電源がオフになっている場合に、共有するディスプレイが存在しないため、リモート操作できないことがあります。条件ごとに説明いたします。
1. リモートPC(操作される側のPC)にディスプレイが接続されていない場合や、ディスプレイの電源が入っていない場合
リモートPC(操作される側のPC)にディスプレイが接続されていない場合や、ディスプレイの電源が入っていない場合に、リモートPC側で特定のアプリケーションの画面描画が停止し、オペレーションPC（操作する側のPC）の画面からは、そのアプリケーションの画面の矩形が白くまたは黒く表示される現象が発生する場合があります。対象のアプリケーションの条件については特定できていません。
対処方法としましては、リモートPCにディスプレイを接続し、ディスプレイの電源をオンにして使用してください。
ノートPCのようにディスプレイのカバーを閉じるとディスプレイの電源がオフになる設定の場合には、カバーを閉じない運用にするか、ディスプレイの電源をオフにしない設定に変更してください。
2. リモートセッションに接続した場合で、リモートデスクトップクライアントの画面を最小化した場合
WinShareはリモートセッション(リモートデスクトップで接続されたセッション)にも接続可能ですが、その接続中に、リモートデスクトップの接続元でリモートデスクトップクライアントの画面を最小化されますと、リモートPCでのOSによる画面全体の描画が停止し、WinShareの画面は全面が黒に表示されます。
対処としましては、WinShareにてリモートセッションに接続する場合には、リモートデスクトップクライアントの画面を最小化しない運用にてご利用ください。
3. リモートPC(操作される側PC)でDirectXを使用するアプリケーションを使用している場合
DirectXを使用するアプリケーションは、その表示方法によっては、リモートPCのWinShareの画面情報を取得できず、1の場合と同様に、オペレーションPCの画面からは、そのアプリケーションの画面の矩形が白くまたは黒く表示される現象が発生する場合があります。
対処方法としましては、該当アプリケーションのディスプレイへの表示についての設定変更ができるようでしたら、DirectXを使用しない設定に変更してください。
WinShareでは評価版を用意しておりますので、ご購入前にお客様の環境で動作するかどうか、ご確認くださるようお願いいたします。