CLUSTERPRO X の必須パッケージである glibc において、「glibc-2.28-189.1」以降を利用される場合、「glibc-2.28-189.5」以降で提供されている、glibc-gconv-extra のパッケージが必要となります。
また、「glibc-gconv-extra-2.28-189.5」以降の導入の際には、同一バージョンの glibc の導入が必要となります。
上記の条件が満たされない場合、以下のような問題が発生します。
- CLUSTERPRO のサービス起動に失敗する
- CLUSTERPRO の各種コマンドが、以下のようなエラーにより失敗する
- This command is already run.
- Internal error. Check if memory or OS resources are sufficient.
(例) glibc-gconv-extra-2.28-189.5 を導入する際に必要な各パッケージのバージョンは以下となります。
- glibc-gconv-extra-2.28-189.5.el8_6.x86_64
- glibc-2.28-189.5.el8_6.x86_64
なお、Red Hat Enterprise Linux 8.6 以降では、OS標準のglibcのバージョンが2.28-189.1以降のバージョンとなりますので、glibc-gconv-extra が導入されていない環境では同パッケージの導入による対処をお願い致します。