BIOS/Platform Configuration (RBSU)にある、「Processor x2APIC Support」設定について【Auto】設定時、x2APICモードは有効となるのでしょうか?
Linux OS起動時のsyslogに "x2apic is disabled because BIOS sets x2apic opt out bit."が記録されます。x2APICモードを有効にする方法を教えてください。
BIOS/Platform Configuration (RBSU)の「Processor Options」メニューにおいて「Processor x2APIC Support」の設定が【Auto】となっている場合、論理プロセッサーコア数が256 以上の場合x2APICモードが有効になり、256未満の場合は xAPICモードで動作します。
Linux OS起動時のsyslogに”x2apic is disabled because BIOS sets x2apic opt out bit.”というメッセージが記録されている場合、x2APICモードが無効になっている事を意味します。この場合、x2APICモードを常に有効にするには、「Processor x2APIC Support」設定を【Force Enabled】に設定してください。
Windowsなど他のOSを使用している場合も、「Processor x2APIC Support」を【Force Enabled】に設定する事で同様にx2APICモードが有効になります。
x2APICモードを有効にすることで、高コア数のCPUをご使用時に、OSをより効率的に実行できるようになります。
2024年7月8日製造装置より、「Processor x2APIC Support」設定は【Auto】から【Force Enabled】に変更します。つきましては、2024年7月8日より前に対象装置を購入されたお客様は【Force Enabled】に設定変更してください。
RBSUの設定変更方法については「メンテナンスガイド(共通編)」を参照ください。操作方法の詳細が記載されています。
▽NECサポートポータル
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→メンテナンスガイド(共通編)
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