該当の通報は、iLOが外部からSNMPリクエストを受けたが、認証情報の不一致によってレスポンスしなかったときに発生します(下図①)。
ESMPRO/ServerManagerによるiLO経由のサーバのハードウェア管理ではSNMPリクエストではなくRESTful APIをつかっているため(下図②)、他の管理ソフトがiLOにSNMPリクエストを送信していることが考えられます。

したがいまして、iLOにSNMPリクエストを送信している管理ソフトを特定し、管理ソフトとiLOとのSNMP認証情報を整合することが対処となります。なお、該当の通報があってもESMPRO/ServerManagerによるサーバ管理には影響ありません。また、SNMPリクエストを送信している管理ソフトをiLOから特定することはできません。

iLOのSNMP設定はiLO Webインターフェースの「マネジメント」メニュの「SNMP設定」タブで行います。