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修正情報・ダウンロード

Express5800/R140e-4 BMCファームウェア 01.54

概要

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Express5800/R140e-4
BMCファームウェア 01.54
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【ソ フ ト 名】  BMCファームウェアアップデートモジュール

【対 応 機 種】  Express5800/R140e-4

【適 用 方 法】  EXPRESSSCOPEエンジンSP3からの適用

【対象ユーザ 】  下記[アップデート対象ユーザ]参照

【ソフト種別 】  BMCファームウェア
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【ソフトの紹介】
このBMCファームウェアアップデートモジュール (以下「本ソフトウェア」といいます。)
は、以下の機能強化に対応したBMCファームウェアです。

  ・セキュリティ強化のためWEB機能で利用しているOpenSSLを更新しました。

    [サポートする暗号化アルゴリズム]
    ・SSL3.0 使用不可 (更新前:サポート)
    ・TLS1.0 使用不可 (更新前:サポート)
    ・TLS1.1 使用不可 (更新前:サポート)
    ・TLS1.2 サポート (更新前:サポート)

  ★重要★
  * 管理コンソールで使用する、以下に示す OS、ブラウザ、および、Java での暗号化
    通信は脆弱性に問題があるため、サポート対象外となります。

    BMCファームウェアのアップデートにより、サポート対象外となる OS、ブラウザ、
    および、Java を使用した管理コンソールでの、WEBブラウザからのEXPRESSSCOPE
    エンジンSP3への接続が不可となります。
    サポート対象の OS、ブラウザ、および、Java をご使用ください。

    BMCファームウェアのアップデートを行う前に、必ずご使用になる管理コンソールの
    環境をご確認ください。

    <サポート対象外となるOS、ブラウザ、Java>
      [OS]
      ・Microsoft Windows Vista(SP2)
      ・Microsoft Windows 7
      ・Microsoft Windows 8
      ・Microsoft Windows Server 2003 R2(SP2)
      ・Microsoft Windows Server 2008
      ・Microsoft Windows Server 2008 R2(SP1)

      [ブラウザ]
      ・Microsoft Internet Explorer 7
      ・Microsoft Internet Explorer 8
      ・Microsoft Internet Explorer 9
      ・Microsoft Internet Explorer 10
      ・Mozilla Firefox ESR 17
      ・Mozilla Firefox ESR 24

      [Java]
      ・J2SE Runtime Environment 7

    <サポート対象のOS、ブラウザ、Java>
      [OS]
      ・Microsoft Windows 8.1
      ・Microsoft Windows 10
      ・Microsoft Windows 11
      ・Microsoft Windows Seaver 2012
      ・Microsoft Windows Seaver 2012 R2
      ・Red Hat Enterprise Linux(version6)
      ・Red Hat Enterprise Linux(version7)

      [ブラウザ]
      ・Microsoft Internet Explorer 11 ※1
      ・Microsoft Internet Edge(バージョン92以降) ※2
      ・Mozilla Firefox ESR 31
      ・Mozilla Firefox ESR 115

       ※1 Windows 10のみサポート
       ※2 Internet Explorer modeはWindows 10/11のみサポート

      [Java]
      ・J2SE Runtime Environment 8


  ・WEB機能の管理コンソールが、Microsoft Edge(Chromium版バージョン92以降)に対応
    しました。

    Microsoft Edge(Chromium版バージョン92以降)で管理コンソールをご利用する場合は、
    ユーザーズガイドの第3章 5.5.4リモート端末の設定 (1)Webブラウザの設定に記載の
    設定(Internet Explorerの場合と同じ設定)と、以下のSSL設定、およびMicrosoft
    Edgeのショートカットの作成を行ってください。

    ①管理コンソールのコントロールパネルを起動し、「インターネットオプション」
      →「詳細設定」→[セキュリティ] から SSL/TLS に関する項目において
      「TLS 1.2の使用」(TLS 1.2 以上)にチェックを入れ、「SSL3.0 を使用する」、
      「TLS 1.0を使用する」および「TLS 1.1 の使用」のチェックを外してください。

    ②Microsoft Edgeのショートカットを作成し、右クリックして「プロパティ(R)」を
      選択してください。Microsoft Edgeのプロパティの「リンク先(T):」欄の末尾へ
      下記の例のように、
      「--ignore-certificate-errors」を追記してください。作成したMicrosoft Edge
      のショートカットから起動してご利用ください。

      例)"C:\Program Files (x86)\Microsoft\Edge\Application\msedge.exe"--ignore
          -certificate-errors

      注)Microsoft Edgeを終了する場合は、メニューの「…」(設定など Alt+F)から
          「Microsoft Edge を閉じる」を選択してください。閉じるボタンにより終了
          した場合、管理コンソールの環境によってはMicrosoft Edgeのプロセスが管理
          コンソールに残る場合があります。次回の Microsoft Edge 起動時にショート
          カットの設定が有効にならないことがあります。その場合は再度 Microsoft
          Edge を起動しメニューから終了してください。

      注)Microsoft Edge の証明書チェックを無効にしたことにより下記の警告が表示
          されます。EXPRESSSCOPEエンジンSP3の証明書は問題ありませんので継続して
          ご利用ください。
         「サポートされていないコマンドライン フラグ:--ignore-certificate-errors
          を使用しています。これにより、安定性およびセキュリティに関するリスクが
          生じます。」


  ・本装置には、標準でEXPRESSSCOPEエンジンSP3を搭載しており、これにより装置のリモ
    ート監視機能をご提供しております。またリモート監視機能の一部であるWEBコンソー
    ルを使用するためには、リモート端末にOracle Javaをインストールする必要がありま
    す。Oracle Java8 が、2019年1月より公開ダウンロードサイトでのアップデート提供
    を終了し、有償サポート化されました。引き続き、有償版のOracle Java8 をご利用い
    ただくことを推奨いたします。
    無償で使用可能なOpen Java Development Kit(OpenJDK)のAmazon Correttoについても
    動作検証を行いましたので、動作検証済みのBMCファームウェアをご提供いたします。

    以下のAmazon Correttoにて、動作検証を実施いたしました。
    ・Amazon Corretto 8  + icedted-web
    ・Amazon Corretto 11 + icedted-web
    ・Amazon Corretto 17 + icedted-web


  ≪共通の注意事項≫
  * アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあり
    ます。本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってくださ
    い。また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)
    によりシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損
    傷し正常動作しなくなります。
    このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意く
    ださい。


【アップデート対象ユーザ】
  下記機種で、対象となるBMCファームウェアバージョンをお使いのお客様。
  ・対象となる機種
     1.Express5800/R140e-4

  ・対象となるBMCファームウェアバージョン
     1. 01.30
     2. 01.31
     3. 01.41
     4. 01.42
     5. 01.44
     6. 01.45
     7. 01.47
     8. 01.48
     9. 01.49
    10. 01.51

   注)上記バージョン以外の場合は、本アップデートモジュールと同等の機能が
       既に適用済みであるため、新たに更新する必要はありません。

   BMCファームウェアバージョンについてはEXPRESSSCOPEエンジンSP3から確認頂くか、
   以下の方法により確認いただけます。

   (1) 上記機種の電源を入れると、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実
       行内容が表示されます。しばらくすると、次のメッセージが表示されますので、
       メッセージに従い<F2>キーを押して、BIOS SETUPを起動してください。

                        Press <F2> SETUP

   (2) BIOS SETUP起動後、矢印キーを使ってカーソルを『Server』の位置に移動さ
       せ、『System Management』を選択してください。
   (3) 画面に各ソフトウェアのバージョンが表示されます。
   (4) BMCファームウェアバージョン確認後は<ESC>キーで『System Management』画面か
       ら抜けてください。
   (5) 矢印キーを使ってカーソルを『Save & Exit』の位置に移動させ、『Discard 
       Changes and Exit』を選択して、BIOS SETUPを終了してください。

   注)BIOS SETUPの使用方法の詳細は、メンテナンスガイドの『便利な機能』『システ
       ムBIOSの詳細』をご参照ください。


  なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないで
ください。本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただい
たものとします。


【ソフトウェアのご使用条件】
  日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソフ
トウェア・プログラム(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する権利
を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご同意いただくものとします
。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、
使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。

1.期間
 (1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
 (2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても本
    使用条件により許諾される許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
 (3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許諾
    プログラムの使用権を終了させることができるものとします。
 (4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続しま
    す。
 (5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の
    権利も同時に終了するものとします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直
    ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに
    提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。

2.使用権
 (1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバ及びワークステーションに
    おいてのみ、使用することができます。
 (2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用す
    ることができます。

3.許諾プログラムの複製、改変および結合
 (1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することがで
    きます。ただし、許諾プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りではあ
    りません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を滅失、毀損に備える目
    的でのみ保管することができます。
 (2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作
    権表示およびその他の権利表示を付すものとします。
 (3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、
    改変、結合、書籍雑誌やネットワークへの転載またはその他の処分を行うことはでき
    ません。
 (4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等
    の関連資料を複製、書籍雑誌やネットワークへ転載することはできません。
 (5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではあり
    ません。

4.許諾プログラムの移転等
 (1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の権
    利を譲渡することができます。
  (イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プ
      ログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切保持
      しないこと。
  (ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
 (2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使用
    権の第三者に対する再使用許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはできま
    せん。

5.逆コンパイル等
  お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブル
  することはできません。

6.保証の期限
 (1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関
    し発生する問題はお客様の責任および費用負担をもって処理されるものとします。
 (2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、
    弊社は、自己の裁量により、かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のため
    のプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」といいます。)また
    は、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
    お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。

7.責任の制限
  弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生に
  つき弊社が予見し、または予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対
  してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をおいません。

8.その他
 (1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許諾
    プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出してはなり
    ません。
 (2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決す
    るものとします。

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BMCファームウェア  アップデート手順
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 (1)本ソフトウェアをダウンロードおよび解凍します。
 (2)管理コンソールの任意の場所に、アップデートイメージファイル「bmcfw01.54.ima」
    を保存します。
 (3)BMCファームウェアをアップデートします。
    BMCファームウェアアップデートの実行手順の詳細については、ユーザーズガイドの
   「第3章 7.8 アップデート」を確認願います。

    サポート情報 「型番・モデル名から探す」
    http://www.support.nec.co.jp/HWSearchByNumber.aspx
    モデル名などで検索して本モデルの情報ページおよびユーザーズ
    ガイドにアクセスしてください。






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【改版履歴】
 2024/10/31   01.54
  ・セキュリティ強化のためWEB機能で利用しているOpenSSLを更新しました。
  ・WEB機能の管理コンソールが、Microsoft Edge(Chromium版バージョン92以降)に対応
    しました。
  ・Amazon Correttoについて動作検証を行いましたので、動作検証済みのBMCファーム
    ウェアをご提供いたします。

 2019/1/22   01.44
  ・遠隔監視機能(EXPRESSSCOPEエンジンSP3) の Webコンソール機能で使用している
    OpenSSL1.0.1gの脆弱性(CVE-2014-0224)と、OpenSSL 1.0.1eの脆弱性(CVE-2014-0160)
    に対応しました。
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【商標および著作権】

本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。
その他、各製品は各社の著作物です。

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   Copyright NEC Corporation 2024

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製品名カテゴリ

R140e-4

対象製品

品名 Express5800/R140e-4
リビジョン
対象OS 別欄にて記載
型番
修正情報

種別

BIOS/ファームウェア

  • コンテンツID: 9010111482
  • 公開日: 2024年10月31日
  • 最終更新日:2024年10月31日
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