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技術情報

RHEL7 ドライバアップデート情報

目次

[RHEL7.6] ixgbe ドライバのアップデートについて

N8104-175 もしくは N8104-184 を使用するときは、LAN コントローラのファームウェアとドライババージョンは以下の組み合わせで使用してください。

Starter Pack Version S8.10-006.05 / S8.10-006.06

デバイス ドライバ名 ファームウェア
バージョン
RHEL7.6
ドライババージョン
[入手先]
N8104-175
N8104-184
ixgbe 10.5.3 5.5.5
[ダウンロード]
10.4.4 5.5.2
[Starter Pack]

ファームウェアのバージョンは以下のコマンドで確認できます。

# ethtool -i enoX | grep firmware

※ 対象のネットワークインターフェースを指定してください。

適用手順

以下の手順にしたがいドライバモジュールを適用してください。手順の"#"は、root ユーザで実行するコマンドを示しています。

  1. ドライバモジュールの適用
    # rpm -Uvh kmod-hp-ixgbe-5.5.5-1.rhel7u6.x86_64.rpm
  2. システムの再起動
    # systemctl reboot
  3. ドライバモジュールの適用確認
    再起動後に以下のコマンドでドライババージョンを確認してください。
    • ice ドライバ
      # cat /sys/module/ixgbe/version
      [表示例]
      5.5.5

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[RHEL7.8 / RHEL7.9] i40e ドライバのアップデートについて

Starter Pack Version S8.10-009.01 に収録されている i40e ドライバ バージョン 2.13.10 には問題が内在しているため、使用できません。Starter Pack Version S8.10-009.01 の適用手順および以下の手順を参照して、i40e ドライバ バージョン 2.14.13 を適用してください。
※ 問題に関する詳細情報は「ドライバ情報 Q&A集」の「i40e ドライバ バージョン 2.13.10 の制限事項」を参照してください。

適用手順

以下の手順にしたがいドライバモジュールを適用してください。手順の"#"は、root ユーザで実行するコマンドを示しています。

  1. ドライバモジュールの適用
    [RHEL7.8 の場合]
    # rpm -Uvh kmod-hp-i40e-2.14.13-1.rhel7u8.x86_64.rpm
    [RHEL7.8 エラータカーネル (3.10.0-1127.8.2.el7 ~ 3.10.0-1127.19.1.el7) の場合]
    # rpm -Uvh kmod-hp-i40e-2.14.13-2.rhel7u8.x86_64.rpm
    [RHEL7.9 の場合]
    # rpm -Uvh kmod-hp-i40e-2.14.13-1.rhel7u9.x86_64.rpm
    [RHEL7.9 エラータカーネル (3.10.0-1160.36.2.el7 ~ 3.10.0-1160.119.1.el7) の場合]
    # rpm -Uvh kmod-hp-i40e-2.14.13-1.1.rhel7u9.x86_64.rpm
    # rpm -Uvh kmod-hp-iavf-4.0.2-1.1.rhel7u9.x86_64.rpm
    • RHEL7.9 エラータカーネル (3.10.0-1160.36.2.el7 ~ 3.10.0-1160.119.1.el7) の場合は、iavf ドライバも一緒に適用してください。
    • i40e ドライバ バージョン 2.14.13 の個別適用は以上で完了です。引き続き、Starter Pack Version S8.10-009.01 の適用手順を実施してください。
    • Starter Pack を適用後に本手順を実施している場合は、以下の手順 2. と 3. を実施してください。
  2. システムの再起動
    # systemctl reboot
  3. ドライバモジュールの適用確認
    再起動後に以下のコマンドでドライババージョンを確認してください。
    • i40e ドライバ
      # cat /sys/module/i40e/version
      [表示例]
      2.14.13

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[RHEL7.8 / RHEL7.9] bnxt_en ドライバのアップデートについて

Starter Pack Version S8.10-010.01 / S8.10-010.02 を使用する場合、bnxt_en ドライバは本ページからダウンロードして適用してください。

適用手順

以下の手順にしたがいドライバモジュールを適用してください。手順の"#"は、root ユーザで実行するコマンドを示しています。

  1. ドライバモジュールの適用
    [RHEL7.8 の場合]
    # rpm -Uvh kmod-bnxt_en-1.10.2-219.0.55.0.rhel7u8.x86_64.rpm
    [RHEL7.8 エラータカーネル (3.10.0-1127.8.2.el7 ~ 3.10.0-1127.19.1.el7) の場合]
    # rpm -Uvh kmod-bnxt_en-1.10.2-219.0.55.0.rhel7u8e.x86_64.rpm
    [RHEL7.9 の場合]
    # rpm -Uvh kmod-bnxt_en-1.10.2-219.0.55.0.rhel7u9.x86_64.rpm
    [RHEL7.9 エラータカーネル (3.10.0-1160.36.2.el7 ~ 3.10.0-1160.119.1.el7) の場合]
    # rpm -Uvh kmod-bnxt_en-1.10.2-219.0.55.0.rhel7u9e.x86_64.rpm
    • bnxt_en ドライバ バージョン 1.10.2-219.0.55.0 の個別適用は以上で完了です。引き続き、Starter Pack Version S8.10-010.01 / S8.10-010.02 の適用手順を実施してください。
    • Starter Pack を適用後に本手順を実施している場合は、以下の手順 2. と 3. を実施してください。
  2. システムの再起動
    # systemctl reboot
  3. ドライバモジュールの適用確認
    再起動後に以下のコマンドでドライババージョンを確認してください。
    • bnxt_en ドライバ
      # cat /sys/module/bnxt_en/version
      [表示例]
      1.10.2-219.0.55.0

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[RHEL7.9] lpfc ドライバのアップデートについて

RHEL7.9 で N8190-157A / N8190-158A を使用する場合は、ドライバのアップデートが必要です。

適用手順

以下の手順にしたがいドライバモジュールを適用してください。手順の"#"は、root ユーザで実行するコマンドを示しています。

  1. 適用されているドライババージョンの確認
    システムに適用されている lpfc ドライバのバージョンを確認してください。"12.0.0.13" のバージョンが表示された場合、本アップデートが必要です。
    # cat /sys/module/lpfc/version
    [表示例]
    0:12.0.0.13
  2. tar ファイルの展開
    ご使用のカーネルバージョンに対応したファイルをダウンロードし、任意のディレクトリに展開してください。
    なお、対象のカーネルバージョンによりファイル名が異なるため、適宜読み替えてください。本手順では、カーネルバージョン 3.10.0-1160.el7 ~ 3.10.0-1160.31.1.el7 用のファイルを例に説明します。
    # tar -xzvf lpfc-rhel7.9_x86-64.tgz
    以下のファイルが作成されます。
    kmod-nec-9-lpfc-12.0.0.13n-1.el7.x86_64.rpm
    nec-lpfc-kmod-common-12.0.0.13n-1.el7.noarch.rpm
  3. ドライバモジュールの適用
    (1) kmod-common パッケージを適用します。
    # rpm -Uvh nec-lpfc-kmod-common-12.0.0.13n-1.el7.noarch.rpm
    (2) kmod-nec-9-lpfcパッケージを適用します。
    # rpm -Uvh kmod-nec-9-lpfc-12.0.0.13n-1.el7.x86_64.rpm
    (3) initramfs イメージファイルを再作成します。
    # /sbin/depmod -aF /boot/System.map-3.10.0-1160.el7.x86_64 3.10.0-1160.el7.x86_64
    # /sbin/dracut -f /boot/[initramfsイメージファイル名] 3.10.0-1160.el7.x86_64
    • ご使用のカーネルバージョンに読み替えてください。
    • 既存のinitramfsイメージファイルはバックアップすることを推奨します。
  4. システムの再起動
    # systemctl reboot
  5. ドライバモジュールの適用確認
    再起動後に以下のコマンドでドライババージョンを確認してください。
    • lpfc ドライバ
      # cat /sys/module/lpfc/version
      [表示例]
      0:12.0.0.13n

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ドライバのダウンロード

ダウンロードする前に「ソフトウェアのご使用条件」をお読みください。本使用条件にご同意いただけない場合は、本ソフトウェアをダウンロードしないでください。本ソフトウェアをダウンロードした場合は、本使用条件にご同意いただいたものとします。

RHEL7.6

Starter Pack Version S8.10-006.05 / S8.10-006.06
対象カーネルバージョン ドライバ名 バージョン モジュール ソースコード
3.10.0-957.el7 ~
3.10.0-957.27.2.el7
ixgbe 5.5.5 ダウンロード ダウンロード

RHEL7.8

Starter Pack Version S8.10-009.01
対象カーネルバージョン ドライバ名 バージョン モジュール ソースコード
3.10.0-1127.el7 i40e 2.14.13 ダウンロード ダウンロード
3.10.0-1127.8.2.el7 ~
3.10.0-1127.19.1.el7
i40e 2.14.13 ダウンロード ダウンロード
Starter Pack Version S8.10-010.01 / S8.10-010.02
対象カーネルバージョン ドライバ名 バージョン モジュール ソースコード
3.10.0-1127.el7 bnxt_en 1.10.2-219.0.55.0 ダウンロード ダウンロード
3.10.0-1127.8.2.el7 ~
3.10.0-1127.19.1.el7
bnxt_en 1.10.2-219.0.55.0 ダウンロード ダウンロード

RHEL7.9

Starter Pack Version S8.10-009.01
対象カーネルバージョン ドライバ名 バージョン モジュール ソースコード
3.10.0-1160.el7 ~
3.10.0-1160.31.1.el7
i40e 2.14.13 ダウンロード ダウンロード
3.10.0-1160.36.2.el7 ~
3.10.0-1160.119.1.el7
i40e 2.14.13 ダウンロード ダウンロード
Starter Pack Version S8.10-010.01 / S8.10-010.02
対象カーネルバージョン ドライバ名 バージョン モジュール ソースコード
3.10.0-1160.el7 ~
3.10.0-1160.31.1.el7
bnxt_en 1.10.2-219.0.55.0 ダウンロード ダウンロード
3.10.0-1160.36.2.el7 ~
3.10.0-1160.119.1.el7
bnxt_en 1.10.2-219.0.55.0 ダウンロード ダウンロード
N8190-157A / N8190-158A
対象カーネルバージョン ドライバ名 バージョン モジュール ソースコード
3.10.0-1160.el7 ~
3.10.0-1160.31.1.el7
lpfc 12.0.0.13n ダウンロード ダウンロード
3.10.0-1160.36.2.el7 ~
3.10.0-1160.76.1.el7
lpfc 12.0.0.13n ダウンロード ダウンロード
3.10.0-1160.80.1.el7 ~
3.10.0-1160.119.1.el7
lpfc 12.0.0.13n2 ダウンロード ダウンロード

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製品名カテゴリ

Express5800シリーズ タワーサーバ
Express5800シリーズ ラックサーバ
Linuxサービスセット

対象製品

品名: Express5800シリーズ サーバ
対象OS: Red Hat Enterprise Linux
  • コンテンツID: 3140110081
  • 公開日: 2025年08月25日
  • 最終更新日:2025年08月25日

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