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技術情報

Windows Server 2025 サポート情報

目次

Windows Server 2025 について

Windows Server 2025 は、多層化されたセキュリティ、Azureとの連携強化、インフラとしての性能や拡張性の強化などを施したサーバーOSです。

本サイトでは、Express5800シリーズにおける Windows Server 2025 に関する情報を紹介します。

Windows Server 2025 の詳細は、以下のWebサイトを参照してください。

Express5800シリーズにおけるサポート状況

以下の「対応モデル」に記載したモデルおよび「対応モデル」より新しいモデルで、Windows Server 2025 をご使用いただけます。

  • 「対応モデル」より新しいモデルは、Windows Server 2025 に標準対応しています。

OSのエディション・バージョン

  • 「対応モデル」でサポートするエディションは次のとおりです。
    • Windows Server 2025 Standard
    • Windows Server 2025 Datacenter
  • Express5800シリーズでは、Windows Server 長期サービス チャネル(LTSC)のみをサポートしています。
    Windows Server 長期サービス チャネル(LTSC)については、下記Webサイトを参照してください。

対応モデルを購入のお客様

Windows Server 2025 をご使用いただくためには、Windows Server 2025 に対応した Starter Pack が必要です。

以下のインストール作業に関する注意事項をご確認のうえ、「対応モデル」一覧からモデル名を選択すると表示される該当モデルの Windows Server 2025 サポート情報を参照して、Starter Pack を入手してください。

Windows Server 2025 インストール作業に関する注意事項

  • Windows Server 2025 のインストールに関して
    • 本サイトでご紹介する各モデルの Starter Pack は、Microsoft社が提供している評価版OSへの適用はサポートしていません。
    • Windows Server 2025 をインストールする際は、「インストレーションガイド」または「インストール補足説明書」を参照して、事前にインストール手順を確認してください。
    • Windows Server 2025 を物理OSでご利用する際は、TPM(TPM2.0準拠)が必要です。使用可能なTPMは、当該するモデルのシステム構成ガイドで確認してください。
    • 使用するオプション製品が Windows Server 2025 に対応しているか、該当するモデルのシステム構成ガイドで確認してください。
  • Windows Server 2025 をインストールする前に必要な作業
    • RAIDシステムを構築するときは、事前に論理ドライブを構築してください。論理ドライブの作成手順は、各モデルのユーザーズガイド等を確認してください。
    • RDXなどの周辺機器が接続されている場合は、装置本体との接続を外すか、または、周辺機器によっては休止状態にしてください。取り付け、取り外し方法については、各モデルのユーザーズガイド等を確認してください。
    • UPS装置が接続されている場合は、装置本体との接続を外してください。取り付け、取り外し方法については、各モデルのユーザーズガイド等を確認してください。

対応モデル

Express5800シリーズ
モデル名 サポート時期
Express5800/R120j-2M, R120j-2M (2nd-Gen)
Express5800/R120j-1M, R120j-1M (2nd-Gen)
2025年1月27日
Express5800/R110k-1M, R110k-1M (2nd-Gen) 2025年1月27日
Express5800/R110m-1 2025年1月27日
Express5800/T110k-M, T110k-M (2nd-Gen) 2025年1月27日
Express5800/T110m, T110m-S 2025年1月27日

ミドルウェア対応

NECの主なミドルウェア製品では、Windows Server 2025 への対応を予定しています。
詳細については、「Windows Server 2025 ミドルウェア対応状況」を参照してください。

Windows Server 2025 Hyper-V

Windows Server 2025 Hyper-Vに関するサポート情報は、「Windows Server 2025 Hyper-Vのサポートについて」を参照してください。

Windows Admin Center

Windows Admin Centerに関するサポート情報は、「Windows Admin Centerサポート情報」を参照してください。

技術情報

NICチーミング(LBFO)

注意制限事項

各モデル固有の注意制限事項については、該当するモデルのサポート情報をご確認ください。

注意事項

  • Windows Server 2025 では、システムパーティションの後ろに回復パーティションが自動的に作成されます。
    システムパーティションの後ろに未割当の領域がないため、システムパーティションは拡張できません。
    余裕を持ったパーティションサイズで、システムパーティションを作成してください。
  • Express5800シリーズでは、Nano Serverインストールオプションをサポートしていません。
  • Wake On LANは、標準装備のネットワークアダプターのみサポートしています。
  • オフラインの状態のとき、一部機能のヘルプを選択すると、「この 'ms-contact-support' リンクを開くことができません」と表示され、ヘルプが表示されないことがあります。
    ヘルプを確認するときは、別途インターネットに接続されている環境から参照してください。
  • ReFS(Resilient File System)に関するMicrosoft社のサポート方針が変更されました。
    詳細は、「ReFS サポート情報」を参照してください。
  • Server Core 使用時の注意事項
    • ESMPRO/ServerAgentService を Server Core上で使用するときは、「ESMPRO/ServerAgentService Ver.2.5 インストレーションガイド(Windows編)」に記載の注意事項を確認してください。
    • ESMPRO/ServerManager は、Server Core上では使用できません。
  • BitLocker 使用時の注意事項
    • 回復パスワードがない場合、OSが起動不可になり、BitLockerで暗号化したパーティションに二度とアクセスできません。必ず、BitLockerを使用するサーバー以外の安全な場所に回復パスワードを保管してください。詳細は「インストレーションガイド(Windows Server 2025編)」を参照してください。
    • BitLockerで暗号化したパーティションにOSを再インストールするときは、あらかじめBitLockerで暗号化したパーティションを削除してください。
  • OEM版 Windows Server 2025 Remote Desktop Services CAL(RDS CAL)を旧バージョンOSに適用する際、プロダクトキーの入力に失敗します。
    その為、Microsoft社への電話による認証手続きが必要です。
    【弊社対象製品】
    • UL1909-021~024、-031~034 Windows Server 2025 RDS CAL
    【発生する事象】
    • 旧バージョンOSで構築されたライセンスサーバーに、製品添付のプロダクトキーを入力すると拒否される。
    【対処方法】
    • Microsoft社クリアリングハウス(ライセンス認証窓口)に電話し、オペレーターに繋いで、「NEC OEM版 RDS CALのプロダクトキーが登録できない」と説明してください。[電話番号:0120-801-732]
  • ディスクのクリーンアップタスク(SilentCleanup)により、%TEMP%フォルダー配下が削除されてしまうことがあります。
    詳細は、KB4506040を参照してください。
    【回避策】
    • 回避策1:タスクの削除対象から%TEMP%フォルダーを外す。
    • 回避策2:削除までの猶予期間(既定値:7日間)を延ばす。
  • ネットワークアダプターの右クリックメニューから名前の変更ができない事象について。
    詳細は、こちらを参照してください。
    【対応策】ネットワークアダプターの名前を変更する場合、以下のいずれかの方法で変更ください。
    • “ネットワーク接続” でネットワークアダプターを選択し、[この接続の名前を変更する] をクリックする。
    • “ネットワーク接続” でネットワークアダプターを選択し、F2 キーを入力する。
    • [設定] - [ネットワークとインターネット] - [ネットワークの詳細設定] からネットワークアダプターを選択し、[名前を変更する] をクリックする。
    • Rename-NetAdapter コマンドで変更する。

制限事項

  • 記憶域スペースダイレクト(Storage Spaces Direct, S2D)は現時点で非サポートです。(2025年2月末サポート予定)
  • 記憶域スペース(Storage Spaces)は非サポートです。
  • Windows Server 2025 に含まれる機能のうち、Microsoft社が「プレビュー」と指定している機能については、正式リリースされるまではサポート対象外です。
  • Azure Arc を必要とする機能のサポートについては、Windows Server の「PP・サポートサービス」に加え、Azureクラウドを対象とするサポート契約(「インシデントサポート」など)が必要です。
  •  

    ※商標および著作権

    • Microsoft、Windows、Windows Server、Hyper-V は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
    • その他、本サイトに記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。

製品名カテゴリ

T110m-S
T110m
R120j-1M
R120j-2M
R110k-1M
T110k-M
R110m-1
R120j-2M (2nd-Gen)
R120j-1M (2nd-Gen)
R110k-1M (2nd-Gen)
T110k-M (2nd-Gen)
Windows Server 2025

ダウンロード

  • 更新履歴
  • ファイル名: WS2025 サポート情報の更新履歴 (形式:pdf サイズ:156KB)
    ※WS2025 サポート情報のコンテンツの更新履歴です。
  • コンテンツID: 3140109853
  • 公開日: 2025年01月10日
  • 最終更新日:2025年01月27日

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