概要

CLUSTERPRO MC シリーズは、サポートサービスの一部として、製品をバージョンアップして使用する際に必要なファイル等を提供しています。
バージョンアップ条件を満たすお客様は、指定バージョンの製品を入手してご利用いただくことができます。

バージョンアップ可能な条件

• CLUSTERPRO MC シリーズのうち、該当製品のメディアおよびライセンスを必要数購入している
• サポートサービス契約を締結済である
• サポートポータルよりユーザIDの本登録済である

バージョンアップ申請の要否

以下のようにメジャーバージョンが変わるケース、マイナーバージョンが変わるケース、ともにバージョンアップ申請が必要です。
• (例1) CLUSTERPRO MC ProcessSaver 1.2 を CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.3 にする
• (例2) CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.7 を CLUSTERPRO MC ProcessSaver 2.8 にする
インストレーションパッケージを本サポートポータルよりダウンロードしてインストールしてください。（「関連情報」参照）

製品使用時に必要なファイル

CLUSTERPRO MC シリーズを使用するためには以下の両方が必要です。
• インストレーションパッケージ
  → 後述する入手方法からいずれかを選択して入手してください
• インストレーションパッケージに適合するコードワード
  → バージョンアップ申請により入手してください

インストレーションパッケージの入手方法

1. サポートポータルからダウンロード（閲覧には対象製品のサポートサービス契約が必要です）
   CLUSTERPRO MC シリーズ インストレーションパッケージ
   
2. バージョンアップ申請により物理的なメディアの形で入手
3. バージョンアップ申請によりインターネット配信の形で入手（別途メールで通知されるIDとパスワードを指定して、ウェブサイトよりダウンロード）

バージョンアップのお申し込み方法

本サポートポータルにログイン後、メニューよりお申し込みいただくことができます。
• ご契約確認・各種お手続き
  • バージョンアップ
    • バージョンアップのお申し込み
お申し込みの際は、"VerUp先"の選択画面で希望する型番を選択もしくは指定した上で、"連絡欄"に「バージョンアップ希望」と記載してください。


バージョンアップ型番対応表

あるバージョンの型番が、他のバージョンのいずれに対応するかを示した対応表です。
バージョンアップ先の型番選択/指定時の参考にご利用ください。
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 1.1）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 1.2）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.0）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.1）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.2）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.3）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.4）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.5）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.6）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.7）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.8）
• バージョンアップ型番対応表（バージョンアップ先：CLUSTERPRO MC 2.9）

補足事項

• バージョンアップ時にライセンスの入手形態の変更が可能です。"■VerUp先"の"型番指定"に希望する形態の型番をご記入ください。
  (インターネット配信[I配信]製品："-I"を含む型番、現物製品："-I"を含まない型番)

よくある質問（FAQ）

• Q1: CPUカウント方式のライセンス（CPUライセンス）を保有しています。バージョンアップ時に、ノードカウント方式のライセンス（ノードライセンス）に変更できますか。
  • A: いいえ。バージョンアップ先として指定可能なのは、保有ライセンスと同種の型番（保有製品の相当品）のみです。そのため、以下のようなバージョンアップは出来ません。
    
    • CPUライセンスからノードライセンスへ変更する
    • Windows 版のライセンスから Linux 版のライセンスへ変更する
    • 他社機版（他社製サーバー向け）のライセンスから、そうでない通常版（Express5800/NX7700xシリーズ向け）のライセンスへ変更する
• Q2: 購入後にバージョンアップすることを前提として、ライセンスとPPサポートパックを購入しました。製品のバージョンアップを申請した後、それと同様に、PPサポートパックのバージョンアップを申請する必要はありますか？
  • A: いいえ。PPサポートパックは各製品のバージョンに依存していないため、PPサポートパック自体のバージョンアップ申請は必要ありません。そのままご利用いただけます。
• Q3: バージョンアップ申請後に、バージョンアップ元のコードワードは利用できますか？
  • A: バージョンアップ申請後、手元にあるコードワード（バージョンアップ元）と申請で届いたコードワード（バージョンアップ先）の二つがある状態となりますが、同時に両方のコードワードを利用することはできません。どちらか片方のコードワードのみご利用ください。