サポートバージョン、サポート期限
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契約開始時にご利用だったバージョンに関しては、サポートを継続しますが、コミュニティのサポートが終了したバージョンにはセキュリティアップデートなどが提供されないため、サポート対象となるもののうち極力新しいバージョンのご利用を強く推奨します。
システム移行期間中など、やむを得ない事情でコミュニティのサポートが終了したバージョンのご利用を継続する場合は、リスクを理解した上で利用してください。
サポート対象
配布形式
- Docker Hubのbitnami/openldapで提供されている、コンテナイメージ(OS/ARCHがlinux/amd64およびlinux/arm64のもの)。
配布サイト(外部サイト)は変更される場合があります。
コンテナイメージは改変せずそのまま利用してください。
以下に示す、コンテナ外部のファイルはコンテナにマウントしたEFSに格納できます。ただし、アクセス条件等適切に設定し、問題(性能等)ないかご確認の上ご利用ください。
- コンテナ外部のファイル
- OpenLDAPの設定(OLC(cn=config))
- OpenLDAPのデータ(mdbファイル等)
- TLS化が必要な際のサーバ証明書等
コンテナイメージの利用条件等については、Docker Hub bitnami/openldapページをご一読ください。
サポート対象
- 配布形式のコンテナイメージに含まれているOpenLDAP本体。ただしオーバーレイについてはコンテナイメージに付属のものに限ります。コンテナイメージ内に含まれるもののうち、これら以外のものについてはサポート対象外です。
- ベースOSはサポート対象外です。
- お客様によりビルドしたものあるいはイメージへ追加格納したものはサポート対象外です。
- デフォルトで格納されているエントリデータ等はサポート対象外です。
- OpenLDAPの通信を暗号化する際のサーバ証明書等、外部ファイルについては、サポート対象外とします。
- OpenLDAPに問題が無くても、コンテナイメージ側にセキュリティ問題が発生する場合があるため、契約開始時のバージョンを使用し続けることはお勧めできません。
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bitnami/openldapで提供されるコンテナイメージのセキュリティ問題の発生について、サポートからご連絡することはありません。
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バージョンアップ時のリグレッションテストは提供いたしません。お客様自身でご確認いただく必要があります。
動作環境
対応コンテナプラットフォーム
サポート内容、サポート範囲
- 【注意】 本サポートサービスでは、OpenLDAPのコンテナのシングルサーバー構成をサポート対象としています。現在、OpenLDAPコンテナのレプリケーション構成はサポート対象外です(近日対応予定です)。
- マニュアルレベル(オープンソースソフトウェア付属のマニュアルまたはオープンソースソフトウェアの開発元が一般に公表しているオープンソースソフトウェアに関する情報)の範囲内で回答可能な問い合わせに回答します。
- お問い合わせに対して、セキュリティ脆弱性やバグの修正物件があるかを確認し、情報を提供します。
- お客様の問題に対して、お客様から依頼のあったログ等を元に、障害解析の支援を行います。また、調査結果の報告、公知のバグ内容や可能な回避策があれば提示を行います。 バグ発見時、必要に応じてコミュニティに報告しますが、NEC独自での修正物件の提供は行いません。
- 開発元が提供しているサポートを含まない、NECによる独自サポートを提供します。 Red Hat 社による UBI ベースイメージのサポートもありませんのでご注意ください。
- 障害解析に必要な情報(設定ファイル、ログファイル、ダンプ等)を採取できるようにしてください。具体的な設定方法についてはシステム設計やコンテナプラットフォーム依存であるため、案内は行いません。情報を提供いただけない場合、障害解析できない場合があります。