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サポートサービスご紹介

Keycloakサポートサービス サポートポリシー

サポートバージョン、サポート期限

サポート対象バージョンとサポート期限は以下の表のとおりです。 ただし、不具合や脆弱性の修正リリースは最新のマイナバージョンにしかリリースされませんのでご注意ください。
サポート対象バージョン サポート期限
v24.x, v25.x マイナバージョンがリリースされてから 1年後
v26.x 以降 次のメジャーバージョンがリリースされてから 6ヶ月後
v26.x の場合、v27.0.x がリリースされてから 6ヶ月後

サポート対象

  • コミュニティから提供されている keycloak 本体のバイナリ
    preview, Operator はサポート対象外です。
  • コミュニティから提供されているクライアントアダプタ
    deprecated なものはサポート対象外です。

コンテナの場合

配布形式
  • コミュニティから提供されている公式コンテナイメージ
    配布サイト(外部サイト)は変更される場合があります。
    上記コンテナイメージについては、設定ファイル以外は改変せずそのまま利用してください。
    設定ファイルの追加については以下の手順にて変更が可能です。
    1. Dockerfile の作成
       例) InfinispanのJDBC_PING通信用の設定ファイル(cache-ispn-jdbc-ping.xml)を Keycloakに追加します。
    
       ※環境変数で設定ファイルを指定することで、クラスタ構成用の通信プロトコルを変更できるようになります。
           export KC_CACHE_CONFIG_FILE=cache-ispn-jdbc-ping.xml
    
       -----------------
       FROM quay.io/keycloak/keycloak:26.0.5
    
       COPY --chown=keycloak:keycloak ./cache-ispn-jdbc-ping.xml /opt/keycloak/conf/
    
       ENTRYPOINT ["/opt/keycloak/bin/kc.sh"]
       -----------------
    
    2. 設定ファイルの準備:
       Docker イメージをビルドするコマンドを実行するカレントディレクトリに Infinispan設定ファイル(cache-ispn-jdbc-ping.xml)を作成
    
    3. Dockerイメージのビルド:
       # podman build -f Dockerfile -t my-keycloak
    
サポート対象
  • 配布形式のコンテナイメージに含まれている keycloak 本体
    コンテナイメージ内に含まれる上記以外にモノについてはサポート対象外です。
    ベースOSおよび Java/Quarkus もサポート対象外です。
  • コミュニティから提供されているクライアントアダプタ
    deprecated なものはサポート対象外です。

動作環境

対応 OS 対応 JVM バージョン
Red Hat Enterprise Linux 7.x, 8.x, 9.x OpenJDK 11 以上

コンテナの場合

サポート内容、サポート範囲

  • マニュアルレベル(オープンソースソフトウェア付属のマニュアルまたはオープンソースソフトウェアの開発元が一般に公表しているオープンソースソフトウェアに関する情報)の範囲内で回答可能な問い合わせに回答します。
  • お問い合わせに対して、セキュリティ脆弱性やバグの修正物件があるかを確認し、情報を提供します。
  • お客様の問題に対して、お客様から依頼のあったログ等を元に、障害解析の支援を行います。また、調査結果の報告、公知のバグ内容や可能な回避策があれば提示を行います。
    バグ発見時、必要に応じてコミュニティに報告しますが、NEC独自での修正物件の提供は行いません。
  • 開発元が提供しているサポートを含まないNECによる独自サポートを提供します。
  • 障害解析に必要な情報(設定ファイル、ログファイル、ダンプ等)を採取できるようにしてください。
    具体的な設定方法についてはシステム設計やコンテナプラットフォーム依存であるため、案内は行いません。
    情報を提供いただけない場合、障害解析できない場合があります。
  • 動作実行基盤(Wildfly, Quarkus, Java) については、ノウハウベースでのベストエフォートの対応とします。

注意・制限事項

  • 無停止アップグレードは keycloak の実装上実現できません。

コンテナの場合

  • クラスタ構成は DNS_PING, JDBC_PING を使用した構成のみをサポートします。S3_PING など、keycloak 公式以外のモジュールに依存するクラスタ構成はサポート対象外です。

製品名カテゴリ

OSSミドルウェアサポートサービス

対象製品

品名: PP・サポートサービス(keycloakサポート)
型番: ULSV75-A001
品名: PP・サポートサービス(keycloakサポート, 時間延長)
型番: ULSV75-A002
品名: PP・サポートサービス(コンテナ向けkeycloakサポート 4vCPU)
型番: ULSV75-A003
品名: PP・サポートサービス(コンテナ向けkeycloakサポート 4vCPU, 時間延長)
型番: ULSV75-A004
  • コンテンツID: 3030100425
  • 公開日: 2025年03月28日
  • 最終更新日:2025年03月28日

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