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サポートサービスご紹介

Prometheusサポートサービス サポートポリシー

サポート対象

コミュニティ「Prometheusプロジェクト」(*1)が公開しているソフトウェアのうち下記をサポート対象とします。
  • 非コンテナ環境(コンテナを使用しない環境)向けにサポート提供します。
  • ダウンロードサイト(*2)掲載のうち下記のコンポーネント。
    • alertmanager
    • blackbox_exporter
    • node_exporter
    • prometheus

配布形式

  • 前述のダウンロードサイト(*2)において、Operating System「linux」、Architecture「amd64」を選択することで絞り込まれて表示される、以下形式の名前のアーカイブファイル。
    <コンポーネント名>-<バージョン>-linux-amd64.tar.gz
    • バージョンの形式は「x.y.z」となります。

サポート対象ファイル

  • 配布形式のそれぞれのアーカイブファイルに含まれている以下表の列「サポート対象ファイル」がサポート対象です。
  • 配布形式 サポート対象ファイル
    prometheus-<バージョン>.linux-amd64.tar.gz prometheus
    prometheus.yml
    promtool
    alertmanager-<バージョン>.linux-amd64.tar.gz alertmanager
    alertmanager.yml
    amtool
    blackbox_exporter-<バージョン>.linux-amd64.tar.gz blackbox_exporter
    blackbox.yml
    node_exporter-<バージョン>.linux-amd64.tar.gz node_exporter

サポートバージョン、サポート期限

  • サポートバージョン
    サポートバージョンは、コミュニティにおいてEOLとなっていないバージョンが対象となり、以下表の通りです。
    • これらを組合せて使用する場合に、バージョンによっては正常に動作しない可能性がありますので、動作確認のうえご利用ください。
  • コンポーネント サポートバージョン
    prometheus
    • LTS(*3)最新1世代 2.53.x
    • LATEST最新1世代 3.4.x
    alertmanager 0.28.1以降
    blackbox_exporter 0.26.0以降
    node_exporter 1.9.0以降
  • サポート期限
    契約期間中のバージョンに関しては、サポートを継続します。

動作環境

    対応OS 備考
    Red Hat Enterprise Linux 8.x, 9.x CPUアーキテクチャはamd64のみ。
    • 本サポートサービスは上記OSに対し動作を保証するものではありません。
    • 上記以外のOSについては別途OSS推進センターまでご相談ください。
    • コンテナ(Podmanなど)やコンテナ基盤(Red Hat OpenShift Container Platformなど)は対象外です。

サポート内容、サポート範囲

【提供するサービス】

  • ヘルプデスクサービス
    • マニュアルレベル(オープンソースソフトウェア付属のマニュアルまたはオープンソースソフトウェアの開発元が一般に公表しているオープンソースソフトウェアに関する情報)の範囲内で回答可能な問い合わせに回答します。
    • お問い合わせに対して、セキュリティ脆弱性やバグの修正物件があるかを確認し、情報を提供します。
  • 障害対応サービス
    • お客様の問題に対して、お客様から依頼のあったログなどを元に、障害解析の支援を行います。また、調査結果の報告、公知のバグ内容や可能な回避策があれば提示を行います。
    • 以下の対応は行いません。
      • coreダンプの調査
      • お客様システムと同じ構成の再現環境の構築・評価
      • コミュニティへのフィードバック
      • データの保障・復旧
      • 修正物件作成
      • コミュニティによるバックエンドサポート

【サポート対象ソフトウェア補足】

本サポートサービスのサポート対象ソフトウェアは本ページ冒頭の通りですが、以下表に補足します。
    対象 サポート可否(○印が可) 備考
    [Prometheusコンポーネント]
    prometheus
    alertmanager Alertmanagerによる通知先(メールサーバなど)はサポート対象外です。
    promlens × Prometheus内蔵のGUIはサポート対象です。
    [Exporter]
    blackbox_exporter, node_exporter ・左記以外のExporterについてはご相談ください。
    ・Exporterが監視する対象側はサポート対象範囲外です。
    [クライアント]
    Prometheusクライアントライブラリ × ・Prometheusクライアントライブラリ(*4)を用いることによりアプリケーションにPrometheusメトリクスを実装できます。
    ・ただし、Prometheusクライアントライブラリやこれを利用するアプリケーションのコーディングなどアプリケーション側についてはサポート対象外です。
    [周辺ツール]
    Grafana
    (高度な可視化ツール)
    × GrafanaのPrometheusデータソース機能については「Grafanaサポートサービス」でのサポート提供になります。
    [リモート書き込みストレージ]
    Prometheusにおけるremote write設定 remote write書込み先のアプリケーション(Prometheusを除く)はサポート対象外です。
    VictoriaMetrics × VictoriaMetricsのサポートは「VictoriaMetricsサポートサービス」でのサポート提供になります。

【その他】

  • Prometheusで収集するメトリクスを長期保存(デフォルトの保存期間15日)したい場合は、別途、リモート書き込みストレージ(例:VictoriaMetrics)の設置をご検討ください。
  • 前述していないExporterは、別途調整のうえNECが承諾した場合に限りサポート対象とします。
  • GUIについてはPrometheus の標準機能であるexpression browserのみサポート対象です(GrafanaのPrometheusデータソース機能などはGrafanaサポートサービスでのサポート提供になります)。
  • サポートはNECグループで行います。開発元のPrometheusプロジェクトやThe Linux Foundationなどのコミュニティによるサポートはありません。
  • お客様が行う開発およびシステム構築作業の代行についてはサポート対象外とします。
  • 問題の解決までを約束するものではありません。

注意・制限事項

  • サポート対象ファイルのインストール方法について。
    • PrometheusコミュニティではPrometheus関連ファイルのインストールのために、Ansibleコレクション(*5)を公開しています。これを用いてサポート対象ファイルをインストール可能です。ただしコレクションの使用方法に関するサポートは提供しておりません。
    • 弊社において動作確認済みのコレクションについてはお問合せください。

製品名カテゴリ

OSSソリューション

対象製品

品名: PP・サポートサービス(Prometheusサポート)
型番: ULSV78-A001
品名: PP・サポートサービス(Prometheusサポート,時間延長)
型番: ULSV78-A002
  • コンテンツID: 3030100437
  • 公開日: 2025年07月31日
  • 最終更新日:2025年07月31日

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