GUARDIANWALL V7.0 以降、WEBGUARDIAN V3.1 以降において、独自に管理サーバーのシステムバックアップを取得される際、管理サーバーの「データベースディレクトリ」と共に「リストアDBディレクトリ」もバックアップ対象に含めていない場合、「データベースディレクトリ」リストア後に「データベースディレクトリ」と「リストアDBディレクトリ」間で不整合が発生し、復旧のために、最終的にデータベースの再インストールが必要となる場合がございます。
以下に詳細を記載いたしますので、ご査収の程お願いいたします。
1 注意事項の内容
GUARDIANWALL V7.0 以降/WEBGUARDIAN V3.1以降では、管理サーバーにデータベースが含まれております。
独自に管理サーバーのシステムバックアップを取得される際は、以下2つのデータベース領域を必ず含めてください。
また、リストアの際も以下2つを併せてリストアするようにしてください。
1. データベースディレクトリ
/var/opt/Guardian/Admin/database/pgsql(デフォルト)
※インストール時にインストールパスを設定します。
2. リストアDBディレクトリ
(管理画面から個別にディレクトリを設定)
※管理画面の以下から設定します。
「共通」-「管理サーバー管理」-「基本設定」の"管理サーバーパラメータ"タブ
2 詳細
「データベースディレクトリ」と「リストアDBディレクトリ」に生成されるデータベースは連動し、互いを参照し合っております。
障害発生時、独自に取得したシステムバックアップから復旧させる際に、この2つの領域を併せてリストアさせないと、
両者の間で不整合が発生する場合がございます。
不整合が発生すると以下ような操作が実施できなくなり、復旧のため、最終的にデータベースの再インストールが必要になる場合がございます。
・GUARDIANの機能でバックアップした監査データのリストア
・リストアした監査データの管理画面からの閲覧
・リストアDBディレクトリの設定変更
不整合が発生しないよう確実に復旧させるため、「データベースディレクトリ」と「リストアDBディレクトリ」は
必ず併せてバックアップ/リストアするようお願いいたします。