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技術情報

【GUARDIAN】 GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN を導入したサーバでウイルススキャンを実施する際の注意事項

GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN がインストールされたサーバでウイルススキャンを実施する場合におきまして、 注意事項がございます。
詳細につきましては、以下をご参照いただけますようお願いいたします。

1  対象製品とバージョン

本注意事項は、以下の製品・バージョンを対象としております。

製品名 バージョン
GUARDIANWALL 7.4.00 (Linux版)
GUARDIANWALL 全文検索システム 3.7.61 (Linux版)
WEBGUARDIAN 3.6.00 (Linux版)


2  注意事項

(1) ゲートウェイ型のアンチウイルス製品の同居について
GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN がインストールされたサーバにメールやウェブトラフィックのウイルススキャンを実施するゲートウェイ型のアンチウイルス製品を同居させますと、 GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN が正常に動作しない可能性がございます。
ゲートウェイ型のアンチウイルス製品を導入する場合は、 GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN がインストールされたサーバの前段に設置するといったご対応をお願いいたします。

(2) サーバ上のファイルに対するウイルススキャンについて
GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN がインストールされたサーバにアンチウイルス製品を導入し、 サーバ上のファイルに対してウイルススキャンを実施する際には、 GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN が使用する領域に対してウイルススキャンを実施しないように設定してください。
上記領域に対してウイルススキャンを実施するとデータの不整合が発生し、 GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN が正常に動作しなくなる可能性がございます。
ウイルススキャンの除外対象につきましては、 次項「3 GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN が使用する領域」をご参照ください。


3  GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN が使用する領域

(1) GUARDIANWALL

・管理サーバ
用途 ディレクトリのパスおよび設定箇所(管理画面)
プログラム領域
※1
/opt/Guardian/
メールログ保存ディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[メールログ保存ディレクトリ]
  デフォルト: /var/opt/Guardian/Admin/mail/
メールアーカイブ保存ディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[メールアーカイブ保存ディレクトリ]
  デフォルト: (未設定)
バックアップディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[バックアップディレクトリ]
  デフォルト: (未設定)
リストアディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[リストアディレクトリ(メール/ウェブ/監査データ)]
  デフォルト: (未設定)
リストアDBディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[リストアDBディレクトリ(操作ログ)]
  デフォルト: (未設定)
メール一括ダウンロード専用ディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[メール一括ダウンロード専用ディレクトリ]
  デフォルト: (未設定)
データベースディレクトリ /var/opt/Guardian/Admin/database/ ※2
監査データ保存ディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[監査機能]-[監査データ保存ディレクトリ]
  デフォルト: /var/opt/Guardian/Admin/kansa/
全文検索インデックス構築作業ディレクトリ
※3
[共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[全文検索設定]-[全文検索インデックス構築作業ディレクトリ]
  デフォルト: (未設定)
検索履歴保存ディレクトリ
※3
[共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[全文検索設定]-[検索履歴]-[保存ディレクトリ]
  デフォルト: /opt/Guardian/Admin/history/
一時領域
※1
/tmp/


・検査サーバ
用途 ディレクトリのパスおよび設定箇所(管理画面)
プログラム領域
※1
/opt/Guardian/
メール保存ディレクトリ [共通]-[検査サーバー管理]-[個別設定]-[設定]-[データ保存]-[メール保存ディレクトリ]
  デフォルト: (未設定)
ログ保存ディレクトリ [共通]-[検査サーバー管理]-[個別設定]-[設定]-[データ保存]-[ログ保存ディレクトリ]
  デフォルト: /opt/Guardian/WALL/logs/
メッセージ処理一時キューディレクトリ デフォルト: /opt/Guardian/WALL/mqueue/ ※4
保留メッセージ保管ディレクトリ デフォルト: /opt/Guardian/WALL/pqueue/ ※4
メール保存処理用一時キューディレクトリ デフォルト: /opt/Guardian/WALL/aqueue/ ※4
sendmailキューディレクトリ /var/spool/mqueue/
一時領域
※1
/tmp/


(2) WEBGUARDIAN

・管理サーバ
用途 ディレクトリのパスおよび設定箇所(管理画面)
プログラム領域
※1
/opt/Guardian/
ウェブログ保存ディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[ウェブログ保存ディレクトリ]
  デフォルト: /var/opt/Guardian/Admin/web/
バックアップディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[バックアップディレクトリ]
  デフォルト: (未設定)
リストアディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[リストアディレクトリ(メール/ウェブ/監査データ)]
  デフォルト: (未設定)
リストアDBディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[管理サーバーパラメータ]-[リストアDBディレクトリ(操作ログ)]
  デフォルト: (未設定)
データベースディレクトリ /var/opt/Guardian/Admin/database/ ※2
監査データ保存ディレクトリ [共通]-[管理サーバー管理]-[基本設定]-[監査機能]-[監査データ保存ディレクトリ]
  デフォルト: /var/opt/Guardian/Admin/kansa/
一時領域
※1
/tmp/


・検査サーバ
用途 ディレクトリのパスおよび設定箇所(管理画面)
プログラム領域
※1
/opt/Guardian/
ログ保存ディレクトリ [共通]-[検査サーバー管理]-[個別設定]-[設定]-[その他]-[ログ保存ディレクトリ]
  デフォルト: /var/opt/Guardian/WG/
キャッシュ保存ディレクトリ [共通]-[検査サーバー管理]-[個別設定]-[設定]-[キャッシュ設定]-[キャッシュ保存ディレクトリ]
  デフォルト: (未設定)
一時領域
※1
/tmp/


※1 プログラム領域、一時領域を変更することはできません。

※2 インストール時にディレクトリ設定を変更している場合は、以下の設定ファイルから確認可能です。 なお、インストール完了後の設定変更は不可となります。
設定ファイル: /opt/Guardian/Admin/etc/admin/admin.conf
[Directories] セクション
DatabaseDirectory = <データベースディレクトリ>
※3 GUARDIANWALL 全文検索システムを導入している場合に使用する領域です。

※4 ディレクトリ設定変更については以下のマニュアルをご参照ください。
『GUARDIANSUITE 検査サーバー利用の手引き ~GUARDIANWALL V7.4編(メール)~』
P.81 「5-2 サーバー設定ファイル」 [Directories] セクション

製品名カテゴリ

GUARDIANWALL

対象製品

品名: GUARDIANWALL
リビジョン: V7.4
対象OS: Linux
品名: WEBGUARDIAN
リビジョン: V3.6
対象OS: Linux
  • コンテンツID: 3140100710
  • 公開日: 2012年02月17日
  • 最終更新日:2018年10月12日

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