ページの先頭です。
ここから本文です。

技術情報

【GUARDIAN】 GUARDIANWALL V7.4 におけるログ転送スクリプト利用時の注意事項

GUARDIANWALL V7.4 付属のサポートツール xfer_sample.pl および trans_sample.pl について、 大量のメールアーカイブを転送した際にエラーとなる場合がある注意事項がございます。

詳細につきましては、以下をご参照いただけますようお願いいたします。

[2013年7月30日 追記]
以下のパッチを適用していただくことで、 本注意事項における転送期間が長い場合に転送が失敗する事象(3. 回避策(1))が改善されます。

【GUARDIAN】 アップデートモジュール 20130726



1  対象製品とバージョン

本注意事項は、以下の製品・バージョンを対象としております。

製品名 バージョン
GUARDIANWALL 7.4.00 (Linux版)


2  内容

GUARDIANWALL V7.4 の xfer_sample.pl、trans_sample.pl (以下「ログ転送スクリプト」) では、 転送処理の中でメールアーカイブの上書き可否確認を行います。
その際、転送対象のメールアーカイブを転送先サーバの一時作業領域 (/tmp) に格納しますが、 その空き容量が転送対象データの合計サイズより少ないと転送処理に失敗します。

※ログ転送スクリプトの使用方法については以下のマニュアルをご参照ください。

 『GUARDIANSUITE 管理サーバー利用の手引き』
  「12-15 xfer_sample.pl」
  「12-16 trans_sample.pl」


3  回避策

ログ転送スクリプトを使用して大量のメールアーカイブを転送する場合は、 以下(1)~(3)のいずれかの対策を実施してください。

(1)転送期間を短縮して、一度に転送するファイルの合計サイズを制限する

転送期間を短縮し、一度に /tmp の空き容量を上回らないよう複数回に分割して転送を行うことで、 一時作業領域の空き容量不足を回避することが可能です。
ただし、単体のファイルで /tmp の空き容量を超えてしまう場合は対処できないため、 (2)または(3)にてご対応をお願いいたします。

(2)スクリプトの一時作業領域を十分な空き容量のあるディレクトリに変更する

ログ転送スクリプトでは、以下のように $TMPDIR という変数に一時作業領域として "/tmp" が指定されています。

:
my $TMPDIR  = "/tmp";
:

上記該当箇所を十分な空き容量を持つディレクトリに変更することで対処可能です。

(3)GUARDIANWALL V7.3 のログ転送スクリプトを使用する

GUARDIANWALL V7.3 付属のログ転送スクリプトでは、メールアーカイブを一時作業領域に格納せずに直接転送を行います。 そのため、GUARDIANWALL V7.3 のログ転送スクリプトを使用することで対処可能です。

GUARDIANWALL V7.3 のログ転送スクリプトを使用するためには、 テスト環境等に一旦 GUARDIANWALL V7.3 をインストールしていただくか、 もしくは本コンテンツ下部よりログ転送スクリプトのみをダウンロードしていただくことが可能です。

【注意事項】
GUARDIANWALL V7.3 のログ転送スクリプトでは、 V7.4 の同スクリプトと異なりメールアーカイブの上書き可否確認を行いません。 そのため、転送先に同じファイル名のメールアーカイブが存在した場合、 転送されたメールアーカイブで常に上書きされます。

製品名カテゴリ

GUARDIANWALL

対象製品

品名: GUARDIANWALL
リビジョン: V7.4
対象OS: Linux

ダウンロード

  • ダウンロード
  • ファイル名: xfer_sample.tar (形式:tar サイズ:30KB)
    GUARDIANWALL V7.3.00 for Linux 付属のサポートツール xfer_sample.pl です。tar を展開してご利用ください。
  • コンテンツID: 3140101008
  • 公開日: 2012年08月27日
  • 最終更新日:2018年10月12日

アンケート

サポート情報充実のためアンケートにご協力をお願いいたします。



コメント欄:
ここからページ共通メニューです。 ページ共通メニューを読み飛ばす。
ページ共通メニューここまで。