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技術情報

【SimgaSystemCenter2.1u3, 3.0, u1】仮想マシンサーバおよび仮想マシンに対する操作が完了しない。PVMServiceProc.exeのCPU使用率が異常に高い。

【現象】
vCenter Server または VMware ESX に対する操作要求が処理されず、
仮想マシンサーバおよび仮想マシンに対する操作が完了しなくなる場合があります。
この時、PVMServiceProc.exeのCPU使用率が異常に高くなっています。

【詳細説明】
SigmaSystemCenter は、管理サーバの起動時に収集とイベント監視を行うために
vCenter Serverに対して接続を行います。vCenter Serverサービスが起動処理中に、
vCenter Serverに対して 複数の接続がログインを同時に行うと、どちらかの接続が
不正な状態になることがあります。 いったんこの現象が発生すると、それ以降の
vCenter Serverへの操作要求がフリーズするためにジョブが完了しない現象が
発生します。

【復旧および回避方法】
この現象が発生した場合には、以下の手順に従い、復旧および回避策の設定を
してください。

PVMサービス起動時の収集処理を停止して、イベント監視処理との接続が同時に
発生しないようにします。また、vCenter ServerサービスとPVMサービスに依存関係を
設定して、 vCenter Serverサービスの起動後に、PVMサービスが起動するようにします。

なお、起動時の収集処理を停止すると、PVM サービスの停止中に行った操作が、
SigmaSystemCenter のデータベースに反映できなくなります。 連携製品を
直接操作して、環境に変更を行った場合は、 PVM サービスの起動後、
SigmaSystemCenter のコンソールの管理ビューから収集を実行してください。

1.本現象が発生している状態では、PVM サービスを停止できなくなるため、
 タスクマネージャで PVM サービスのプロセスを終了させてください。

2.scコマンドを実行して、サービスの依存関係を設定してください。
  sc config pvmservice depend= vpxd

3.PVM サービスを起動して、以下のSSC コマンドを実行して起動時の収集実行を
  無効にしてください。
  ssc startup-collect-mode off

製品名カテゴリ

WebSAM SigmaSystemCenter

対象製品

品名: SigmaSystemCenter 2.1
リビジョン: Update3
品名: SigmaSystemCenter 3.0
リビジョン: Updateなし, Update1
  • コンテンツID: 3140101434
  • 公開日: 2013年04月02日
  • 最終更新日:2013年04月02日

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