ウイルスパターンファイルの番号の冒頭の数値が 2 桁に上がった際、
一部の製品でパターンアップデートが出来なくなる問題が発生することが
確認されております。 

■ 概要
現在、ウイルスパターンファイルの番号表記は 「9.xxx.xx」 になっておりますが、
「9.9xx.xx」 の次には 「10.xxx.xx」 のように桁が上がります。
その際、以下一部製品でパターンアップデートが出来なくなる問題が発生することが
確認されております。

なお、検索処理は正常に行えますが、検索には古いパターンファイルが使用し続け
られます。

■ 該当製品およびバージョン
・InterScan Web Security Suite 3.1 Windows 版 Patch 3 (Build 1348) 未満のビルド
・InterScan Web Security Suite 3.1 Linux 版 Patch 4 (Build 1285) 未満のビルド
・InterScan Web Security Suite 3.1 Solaris 版 Patch 3 (Build 1283) 未満のビルド
・InterScan Web Security Virtual Appliance 5.0 Patch 2 (Build 1452) 未満のビルド
　※バージョン 5.6 は該当しません


■ 修正バージョン
・InterScan Web Security Suite 3.1 Windows 版 Patch 3 (Build 1348) 以降のビルド
・InterScan Web Security Suite 3.1 Linux 版 Patch 4 (Build 1285) 以降のビルド
・InterScan Web Security Suite 3.1 Solaris 版 Patch 3 (Build 1283) 以降のビルド
・InterScan Web Security Virtual Appliance 5.0 Patch 2 (Build 1452)以降のビルド


■ 各製品の対応方法
上記の問題発生ビルドの製品をご利用のお客様には、早急に最新 Patch の適用を
して頂くよう、お願い申しあげます。
なお、桁上がりは 2013 年 6 月中旬頃、遅くとも 6 月下旬には発生することが
想定されます。

■入手方法
トレンドマイクロ社製品の有効なライセンスを
保有されている方は、下記関連情報に記載された
トレンドマイクロ社最新版ダウンロードサイトより入手いただけます。

・「最新版ダウンロードページ ： InterScan Web Security Suite」
・「最新版ダウンロードページ ： InterScan Web Security Virtual Appliance」

■導入手順
下記関連情報に記載された各製品の最新 Patch の適用方法を
ご参照ください。

・InterScan Web Security Suite 3.1 Windows版 Patch3(build_1348) の概要および適用方法
・InterScan Web Security Suite 3.1 Linux版 Patch 6 (Build 1301) の概要および適用方法
・InterScan Web Security Suite 3.1 Solaris版 Patch 3(build_1283) の概要および適用方法
・InterScan Web Security Virtual Appliance 5.0 Patch 2(build_1452) の概要および適用方法

■ 各製品の製品 Q&A
下記関連情報に記載された各製品の Q&A をご覧ください。

・InterScan Web Security Suite : パターンファイル番号の桁上がりによる影響について
・InterScan Web Security Virtual Appliance : パターンファイル番号の桁上がりによる
　影響について