■Proofpoint Patch 1860
Proofpoint Version 7.5.0用のパッチPatch 1860がリリースされました。
対象バージョン |
リリース日 |
修正が含まれるバージョン |
7.5.0 |
2014/03/31 |
8.0.0 |
1.変更点
このパッチによって、以下の変更が実施されます。
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ダイジェストスケジュールのダイジェスト生成時刻に"00:00"を設定しても
ダイジェストが生成されなかった問題の修正。
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エンドユーザ用Web画面のセーフリスト/受信拒否リスト画面で
"すべてを選択"が利用できるよう機能追加。
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管理者用Web画面の[エンドユーザサービス] > [ダイジェスト設定]の"カラム"で
"ダイジェストにスコアを含める"を"オフ"にすると、エンドユーザ用Web画面の
"検疫フォルダ"画面のソート列が"日時"でなく"サイズ"になってしまう問題の修正。
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エンドユーザ用Web画面の最適化修正に起因し、検疫フォルダで"すべてを選択"が
利用できなくなっていた問題の修正。
但し、本修正の有効化にはPatch 1825の適用も必須となります。
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エンドユーザ用Web画面のセーフリスト/受信拒否リストにて、"%"を含む文字列を
許可していなかった問題の修正。
2.パッチ適用中に再起動が発生するサービス
パッチの適用中、以下のサービスの自動再起動が発生いたします。
・admin:Proofpoint Protection Server管理コンソール
管理者用Web画面のサービスです。
停止中は、管理者用Web画面が利用できなくなります。
・enduser:エンドユーザウェブインタフェースサービス
エンドユーザ用Web画面のサービスです。
停止中は、エンドユーザ用Web画面が利用できなくなります。
・procmsgs:検疫ダイジェストデーモン
暗号化メールの復号処理、POPフォワーダ機能、そしてダイジェストメールからの
検疫メールの操作で利用されるサービスです。
停止中は、以下が不可能になります。
-セキュアリーダからの暗号化メールの復号閲覧
-POPフォワーダ機能(POPサーバからメールを受信してフィルタリングし、指定の宛先へ送信する機能)
-ダイジェストメールからの検疫メールの操作
その他のサービスは再起動いたしません。
なお、サービスの状況は管理者用Web画面の[システム] > [サーバ]から確認可能です。
3.パッチの入手方法
パッチをご希望の際は、
技術的なお問い合わせ(調査依頼)からその旨をご連絡ください。
ご連絡を頂いた後、ご利用のProofpointサーバが自動的にダウンロードいたします。
パッチによっては、リクエストを頂かなくても、リリース後しばらくして
一斉配布され自動ダウンロード可能となるものがございます。
一斉配布の状況は
パッチ一覧からご確認ください。
4.適用方法
管理者用Web画面の[システム] > [ライセンスとアップデート] > [設定]にて
項目"自動的にモジュールを展開"の"Software Patches"にチェックを入れている場合、
ダウンロード完了後に自動的にパッチが適用されます。
自動的にパッチを適用させたくない場合は、チェックを外すようお願いいたします。
チェックを外している場合は、ダウンロード完了後、管理者用Web画面の
[システム] > [ライセンスとアップデート] > [全般]のリストにパッチが出現いたします。
適用したいパッチにチェックを入れ、画面上部の"アップデートを適用"を押下することで
適用処理が開始します。
5.その他
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パッチ適用時間は、Proofpointサーバの台数に依存いたします。
目安としまして、
1台あたり約30秒~1分前後になります。
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パッチの適用状況は、管理者用Web画面の[システム] > [ライセンスとアップデート] > [履歴]の
項目"ソフトウェア パッチ履歴"から確認できます。
6.お問い合わせ
本パッチに関する詳細は、
技術的なお問い合わせ(調査依頼)から
お問い合わせください。