■Proofpoint Patch 1864
Proofpoint Version 7.5.0用のパッチPatch 1864がリリースされました。
本パッチには、Patch 1785の修正内容も含まれます。
本パッチの適用には、Patch 1784の事前適用が必須です。
対象バージョン |
リリース日 |
修正が含まれるバージョン |
7.5.0 |
2014/04/08 |
8.0.0 |
1.変更点
このパッチによって、以下の変更が実施されます。
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仮想アプライアンス版の[システム] > [アウトバウンドメール] > [リレーを許可]で設定したリレー許可ホストや
ローカルのホスト/ドメインに対するDNS受信拒否リストとダイナミックレピュテ―ション処理を自動的に除外するため、
内部的なポリシールート"allow_relay"を追加。
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VMアプライアンス版において、SMTPターボチャージ無効時でも有効時のメッセージヘッダサイズ上限の変更(※)が反映されるように修正。
※設定変更の方法については、技術的なお問い合わせ(調査依頼)からお問い合わせください。
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テスト用ツールfilter.plにおいて、スパムチェック処理のタイムアウトオプション"--spamtiming"オプションが機能していなかった問題の修正。
2.パッチ適用中に再起動が発生するサービス
パッチの適用中、以下のサービスの自動再起動が発生いたします。
・admin:Proofpoint Protection Server管理コンソール
管理者用Web画面のサービスです。
停止中は、管理者用Web画面が利用できなくなります。
・filterd:メールフィルタリングデーモン
メールフィルタ用のサービスです。
停止中は、新規メールの受信ができなくなります。
その他のサービスは再起動いたしません。
なお、サービスの状況は管理者用Web画面の[システム] > [サーバ]から確認可能です。
3.パッチの入手方法
パッチをご希望の際は、
技術的なお問い合わせ(調査依頼)からその旨をご連絡ください。
ご連絡を頂いた後、ご利用のProofpointサーバが自動的にダウンロードいたします。
パッチによっては、リクエストを頂かなくても、リリース後しばらくして
一斉配布され自動ダウンロード可能となるものがございます。
一斉配布の状況は
パッチ一覧からご確認ください。
4.適用方法
管理者用Web画面の[システム] > [ライセンスとアップデート] > [設定]にて
項目"自動的にモジュールを展開"の"Software Patches"にチェックを入れている場合、
ダウンロード完了後に自動的にパッチが適用されます。
自動的にパッチを適用させたくない場合は、チェックを外すようお願いいたします。
チェックを外している場合は、ダウンロード完了後、管理者用Web画面の
[システム] > [ライセンスとアップデート] > [全般]のリストにパッチが出現いたします。
適用したいパッチにチェックを入れ、画面上部の"アップデートを適用"を押下することで
適用処理が開始します。
5.その他
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パッチ適用時間は、Proofpointサーバの台数に依存いたします。
目安としまして、
1台あたり約1分~3分前後になります。
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パッチの適用状況は、管理者用Web画面の[システム] > [ライセンスとアップデート] > [履歴]の
項目"ソフトウェア パッチ履歴"から確認できます。
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本パッチの適用には、Patch 1784の事前適用が必須です。
6.お問い合わせ
本パッチに関する詳細は、
技術的なお問い合わせ(調査依頼)から
お問い合わせください。