■Proofpoint Patch 1925
Proofpoint Version 7.5.0用のパッチPatch 1925がリリースされました。
本パッチには、Patch 1865の修正内容も含まれております。
対象バージョン |
リリース日 |
修正が含まれるバージョン |
7.5.0 |
2014/06/06 |
8.0.0 |
1.変更点
このパッチによって、以下の修正が行われます。
-
CVE-2014-0224の脆弱性対応のため、利用しているOpenSSLをアップデート。
2.パッチ適用中に再起動が発生するサービス
パッチの適用中、以下のサービスの自動再起動が発生いたします。
・admin:Proofpoint Protection Server管理コンソール
管理者用Web画面のサービスです。
停止中は、管理者用Web画面が利用できなくなります。
・apiservice:検疫統合プロセッサ
マスタ~エージェント間の通信に利用されるサービスです。
停止中は、マスタ~エージェント間の通信ができないため
以下が不可能になります。
-エージェント内の検疫メールのマスタへの転送
-マスタの設定のエージェントへの反映
※サービス再起動後に転送/反映されます。
・enduser:エンドユーザウェブインタフェースサービス
エンドユーザ用Web画面のサービスです。
停止中は、エンドユーザ用Web画面が利用できなくなります。
・filterd:メールフィルタリングデーモン
メールフィルタ用のサービスです。
停止中は、新規メールの受信ができなくなります。
その他のサービスは再起動いたしません。
なお、サービスの状況は管理者用Web画面の[システム] > [サーバ]から確認可能です。
3.パッチの入手方法
パッチをご希望の際は、
技術的なお問い合わせ(調査依頼)からその旨をご連絡ください。
ご連絡を頂いた後、ご利用のProofpointサーバが自動的にダウンロードいたします。
パッチによっては、リクエストを頂かなくても、リリース後しばらくして
一斉配布され自動ダウンロード可能となるものがございます。
一斉配布の状況は
パッチ一覧からご確認ください。
4.適用方法
管理者用Web画面の[システム] > [ライセンスとアップデート] > [設定]にて
項目"自動的にモジュールを展開"の"Software Patches"にチェックを入れている場合、
ダウンロード完了後に自動的にパッチが適用されます。
自動的にパッチを適用させたくない場合は、チェックを外すようお願いいたします。
チェックを外している場合は、ダウンロード完了後、管理者用Web画面の
[システム] > [ライセンスとアップデート] > [全般]のリストにパッチが出現いたします。
適用したいパッチにチェックを入れ、画面上部の"アップデートを適用"を押下することで
適用処理が開始します。
5.その他
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パッチ適用時間は、Proofpointサーバの台数に依存いたします。
目安としまして、
1台あたり約1分~3分前後になります。
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パッチの適用状況は、管理者用Web画面の[システム] > [ライセンスとアップデート] > [履歴]の
項目"ソフトウェア パッチ履歴"から確認できます。
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本パッチは、パッチ適用から10分後にadminサービスが自動再起動するようになっております。
続けて別のパッチの適用を試みるとそのパッチの適用に失敗する可能性がございます。
本パッチは、他のパッチと纏めて一斉に適用することはせず、単独で適用するようお願いします。
管理者用Web画面の[システム] > [ライセンスとアップデート] > [設定]にて、
項目"自動的にモジュールを展開"の"Software Patches"にチェックを外したうえでの適用を推奨いたします。
6.お問い合わせ
本パッチに関する詳細は、
技術的なお問い合わせ(調査依頼)から
お問い合わせください。