GUARDIANWALL V8.0 のメール取り込みツール(eml2wall.php)を使用した場合、
取り込まれた保存メールが検索結果で時刻順に表示されない問題が確認されました。
大変お手数おかけして申し訳ございませんが、下記内容をご確認いただきますようお願いいたします。
1 対象バージョン
本案内事項は、以下の製品・バージョンを対象としております。
製品名 |
バージョン |
GUARDIANWALL |
8.0.00 (Linux版) |
2 内容
管理画面 [メール]-[保存メール管理]-[メール閲覧]/[リストアメール閲覧] での保存メール検索結果では、
通常であればメールの時刻順にソートして一覧表示されます。
しかし、メール取り込みツール(eml2wall.php)を使用して取り込んだ保存メールに対して検索を行った際、
検索結果の出力がメールの時刻順ではなく、ツールで eml ファイルを取り込んだ順番で出力されてしまうという不具合がございます。
※メール取り込みツールの使用方法に関する説明は、GUARDIANWALL V8.0 の下記マニュアルに記載されております。
『GUARDIANSUITE 管理サーバー利用の手引き』
「13-20 eml2wall.php」
3 回避策
以下の手順を実施していただきますようお願いいたします。
- 下記「ダウンロード」より eml2wall.zip をダウンロードし、管理サーバに配置します。
本コンテンツ下部の「ダウンロード」にて掲載している eml2wall.zip をダウンロードし、
GUARDIANWALL 管理サーバの任意のディレクトリ(/tmp等)に配置します。
- eml2wall.zip を展開します。
(例)eml2wall.zip を /tmp 配下に配置した場合
# cd /tmp
# unzip eml2wall.zip
- 展開した eml2wall.php を既存のスクリプトと置き換えます。
(例)/tmp 配下に展開された eml2wall.php を置き換える場合
# cd /opt/Guardian/Admin/wall/support/
# mv eml2wall.php _eml2wall.php
# cp /tmp/eml2wall.php ./
※置き換え後のスクリプトのファイルパーミッションが既存のスクリプトから変更されないようご注意ください。
- サーバー設定ファイルを編集します。
管理サーバの /opt/Guardian/Admin/etc/admin/admin.conf に以下の設定を追記します。
設定変更後のサービス再起動は必要ありません。
また、本設定を行ってもログの保存先が変更される等の影響はありません。
[Directories]
ArchiveLogDirectory = archive/
※上記回避策を実施する前にeml2wall.phpを実行していた場合は、
お手数ですが技術的問い合わせ窓口までご連絡いただけますようお願いいたします。
恒久対策として、今後のリビジョンアップまたはパッチにて上記不具合に対応させていただきます。
恐れ入りますが、リリース予定日については未定となります。