更新日:2009年3月23日
マイクロソフト社は、Internet Explorer の最新バージョンであるInternet Explorer 8 (以下、IE8と言います)を、3月19日(米国時間)に公開いたしました。IE8は、32ビット版および64ビット版のWindows Vista、Windows XP SP2 以降、Windows Server 2008、Windows Server 2003 SP2 以降 で利用可能です。お客様にてIE8をインストールされる場合は、事前に問題ないことを十分に確認・検証の上、ご使用ください。
尚、弊社製品の対応につきましては、現在検証を実施しており、本サイトにて順次情報提供を行っていく予定です。
1.IE8の新機能・互換性について
IE8では、大きく以下の3点が新規追加または強化されています。
- アクセラレータとWebSliceといった操作性や表現力を向上させる新機能の搭載
- CSS2.1をフル実装し、他ブラウザとの互換性を実現。同時に、従来IE互換モードも用意
- ブラウザの表示速度の向上
2.誤ってIE8を適用してしまった場合の対処法について
IE8を誤ってインストールしてしまった場合は、Windows XP およびWindows Server 2003 の場合はコントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から、Windows Vista およびWindows Server 2008 の場合はコントロールパネルの[プログラムと機能] の「インストールされた更新プログラムを表示」からアンインストールしてください。
3.今後予定されているIE8の自動ダウンロードをブロックする方法と準備について
IE8 Blocker Toolkit によりIE8の自動ダウンロードをブロックすることが可能です。Blocker Toolkit は、以下のサイトからダウンロードしてください。本ツールでは、ユーザがブロックを解除しないかぎり、永続的にIE8の自動ダウンロードをブロックすることができます。
- マイクロソフト社サイト
http://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=133921
Blocker Toolkit は、IE以外の更新プログラムはブロックしないため、セキュリティに影響はありませんが、ローカルコンピュータの管理者権限を有するアカウントがWindows Update に直接アクセスした場合や、
外部メディアから手動インストールした場合、Windows Server Update Services (WSUS) を使っている場合などはブロックしないケースがございますので、予めご確認ください。
4.関連リンク
- 以上 -