公開日:2011年04月08日更新日:2012年03月15日
2012年3月中旬に、Internet Explorer 9 (以下、IE9 と言います)の自動アップグレードが開始されます。自動アップグレードでは、インストール前に「インストールする/しない」の確認がおこなわれず、セキュリティ更新プログラムと同様に、自動的に適用されるようになります。下記をご参照いただき、必要に応じてご対応いただきますよう、お願いいたします。
なお、Windows XP SP3 においては、IE8の自動アップグレードが開始されます。詳細は、
Internet Explorer の自動アップグレードについて(日本マイクロソフト)
をご参照ください。IE8につきましても、IE9と同様に自動配布無効化ツールにより自動アップグレードを無効化することができます。
1. IE9 をサポートするオペレーティングシステム
IE9 は、下記オペレーティングシステムの32ビット版および64ビット版にてお使いいただけます。
- Windows 7、Windows Vista Service Pack 2 以降
- Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008 Service Pack 2 以降
2. IE9 の新機能・互換性
IE9 では、大きく以下の 3 点が新規追加または強化されています。
- ハードウェアアクセラレーションと連携した描画の高速化
- HTML5 や CSS3 などの Web 標準に準拠し、他ブラウザとの互換性を実現
- Windows 7 の機能を利用した、Web 閲覧のスピードと効率性の向上
3. IE9の自動アップグレード対象OS
IE9 の自動アップグレード対象OS、IEのバージョンは、以下のとおりです。Windows Server OSには、自動アップグレードは適用されません。
|
IE7 |
IE8 |
Windows Vista SP2 |
○ |
○ |
Windows 7 |
|
○ |
Windows 7 SP1 |
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○ |
ただし、以下の環境では自動アップグレードの対象となりません。
- 既に IE9 の自動配布無効化ツールキット(Blocker Toolkit)を適用している
- 過去に、IE9 の自動更新において「インストールしない」を選択している
- 自動アップグレードが適用されるPCに対する更新プログラムの配信が、Microsoft Windows Server Update Services(WSUS)、System Center Configuration Manager(SCCM)、Windows Intune のような管理コンソールによって一元管理されている
4. 自動アップグレードのブロック
IE9 だけを自動アップグレードしないようにしたい場合は、無効化ツールキット(Brocker Toolkit)で、自動アップグレードを無効化することができます。Brocker Toolkitの適用に関する詳細は、下記Webサイトをご参照ください。
5. 誤って IE9 を適用してしまった場合の対処法について
IE9 を誤ってインストールしてしまった場合は、[プログラムと機能] の「インストールされた更新プログラムを表示」からアンインストールしてください。
6. ソフトウェア対応状況
Express5800シリーズ用ソフトウェアのIE9への対応状況につきましては、各ソフトウェアのサイトをご確認ください。
7. 関連リンク