公開日:2012年10月31日更新日:2014年8月29日
Express5800シリーズにおける Windows 8 Hyper-V のサポートについて
本ページでは、Express5800シリーズにおける Windows 8 Hyper-V のサポートについて情報公開しています。お使いのモデルに関する情報をよくご確認の上、ご使用ください。
Windows 8 のサポートについては、
こちらをご確認ください。
サポート対象のモデル
Windows 8 をサポートしている下記のモデルの内、インテル バーチャライゼーション・テクノロジー(Intel VT-x/Intel EPT)に対応したCPU搭載の機種にてサポートします。
モデル |
対応CPU |
Express5800/51Mb |
全CPU |
Express5800/51Lg |
全CPU |
Express5800/51Ea |
全CPU |
Express5800/51Eb |
全CPU |
Express5800/51Pa |
全CPU |
Express5800/52Xa |
全CPU |
Express5800/53Xg |
全CPU |
Express5800/53Xh |
全CPU |
Express5800/53Xi |
全CPU |
Express5800/55Xa |
全CPU |
Express5800/56Xf |
全CPU |
動作対象のゲストOS
Express5800シリーズでは、ゲストOSとして以下の OS を動作対象とします。OSによっては
Service Pack(以下、"SP"と略します) の指定がありますので、よくご確認ください。
また、ゲストOSの保守サポートについては、
OSのサポートサービスをご確認ください。
なお、Express5800シリーズで Windows 8 Hyper-V を使用する場合は、ゲストOSに
「統合サービス」を必ず適用して下さい(統合サービスとは、Hyper-V 環境において性能面・操作性向上を図るための機能です)。
OS |
Edition |
SP指定 |
Windows Server 2012 R2 (x64) |
Standard / Datacenter |
RTM |
Windows Server 2012 (x64) |
Standard / Datacenter |
RTM |
Windows Server 2008 R2 (x64) |
Standard / Enterprise |
RTM/SP1 |
Windows Server 2008 (x86/x64) |
Standard / Enterprise |
SP2 |
Windows Server 2003 R2 (x86/x64) |
Standard / Enterprise |
SP2 |
Windows Server 2003 (x86/x64) |
Standard / Enterprise |
SP2 |
Windows 8.1 (x64) |
Pro |
RTM |
Windows 8 (x86/x64) |
Pro |
RTM |
Windows 7 (x86/x64) |
Professional |
RTM/SP1 |
Windows Vista (x86/x64) |
Business |
SP2 |
Windows XP (x64) |
Professional |
SP2 |
Windows XP (x86) |
Professional |
SP3 |
OSのサポートサービス
- Express5800シリーズの Windows 8 Hyper-V 環境におけるホストOS の保守サポートにつきましては、Windows 8 の「PP・サポートサービス」のご契約が必要になります。
- Hyper-V 上のゲストOSの保守サポートにつきましては、ゲストOSごとに「PP・サポートサービス」のご契約が必要になります。
- Hyper-V 上のゲストOSのサポート期間は、物理環境と同様にMicrosoft社の定める各OSのサポートライフサイクルに従います。
インストール手順
Hyper-V のインストール手順
Hyper-V のインストールは、以下の手順書に従って実施してください。
Windows 8 Hyper-V インストール手順書
注意・制限事項
Hyper-V で出力される可能性のあるイベントログについて
Hyper-V をご利用いただく際に、出力される可能性のあるエラー・警告レベルのイベントログの対処につきましては、以下をご参照ください。
Hyper-V エラー・警告イベントログ
ゲストOS 上で Dynamic Memory 機能を使用する際の制限事項
ゲストOS 上の Windows Server 2008 Standard(SP2) で Dynamic Memory 機能を使用する場合には、
KB2230887 を適用してください。
ゲストOS 上の Windows Server 2008 R2 Standard で Dynamic Memory 機能を使用する場合には、
SP1 を適用してください。
ゲストOS 上で物理CD/DVDドライブを使用する際の注意事項
仮想マシンの CD/DVD ドライブに物理 CD/DVD ドライブを割り当てている際に、物理ドライブの CD/DVD を入れ換えても、ゲストOS 側で CD/DVD が入れ換えられたことを認識しない場合があります。この場合、CD/DVD の入れ換え後に、仮想マシン設定で物理 CD/DVD ドライブの割り当てを一旦解除し、再度仮想マシンに割り当ててください。
仮想マシンをエクスポートする際の注意事項
物理 CD/DVD ドライブを割り当てたまま仮想マシンをエクスポートすると、そのエクスポートデータをインポートしたときに、仮想マシンの CD/DVD ドライブの設定が「ドライブ'見つかりません'」となる場合があります。(インポート自体は成功します)。
物理 CD/DVD ドライブを割り当てている仮想マシンをエクスポートする際には、事前に CD/DVD ドライブの割り当てを解除してください。
ホストOSのスリープ機能について
Hyper-V を使用する際には、ホストOSがスリープ状態にならないように、「電源オプション」 → 「プラン設定の編集」 → 「コンピューターをスリープ状態にする」の設定を 「適用しない」にしてください。
ゲストOSのライセンス認証について
Express5800で提供しているOS媒体(バックアップCD-ROM/DVD-ROM)で、ゲストOSをインストールする際、一部のOSを除き、Windowsのライセンス認証(プロダクトキーの置換)が必要になります。下記の該当するOS名をクリックして手順書を入手していただき、それに従い手続きを行ってください。
(注)下記以外のOS媒体(バックアップCD-ROM/DVD-ROM)は、ゲストOSに使用することはできません。