【事象】
SystemMonitor性能監視のVMware仮想マシンのGuest Network Transfer Rate (Bytes/sec)の性能値が、実際のネットワーク送受信の速度の2倍になります。

【発生バージョン】
SigmaSystemCenter 3.0
SigmaSystemCenter 3.0 Update1
SigmaSystemCenter 3.1
SigmaSystemCenter 3.1 Update1
SigmaSystemCenter 3.2
SigmaSystemCenter 3.3
SigmaSystemCenter 3.3 Update1
SigmaSystemCenter 3.4
SigmaSystemCenter 3.5
SigmaSystemCenter 3.5 Update1
SigmaSystemCenter 3.6
SigmaSystemCenter 3.6 Update1
SigmaSystemCenter 3.7

【事象詳細】
Guest Network Transfer Rate (Bytes/sec)の性能データの計算の際、本来は対象仮想マシン上の仮想NICのみを合計の対象とすべきですが、仮想NICに関連付く物理サーバ上の物理NICも合計の対象となっているため、結果的に合計値が実際のネットワーク送受信の速度の2倍になります。

VMware仮想マシンのGuest Network Transfer Rate (Bytes/sec) の性能データ収集では仮想マシン上の全ネットワークデバイスの性能値を合計した値を、性能値とします。

【対処方法】
Guest Network Transfer Rate (Bytes/sec)の実値は、収集値の2 分の 1として読み替えてください。

【修正】
SigmaSystemCenter 3.7 アップデートモジュール (SSC0307-0001.zip)で、VMware仮想マシンのGuest Network Transfer Rate (Bytes/sec) の性能情報収集において、仮想マシン上の仮想NICの取得値のみを合計の対象とするように修正しました。