ページの先頭です。
ここから本文です。

技術情報

【NetWorker】 AFTD が自動アンマウントされる動作について

NetWorker ではバックアップ開始時に、 「マウント」状態の高度なファイルタイプデバイス(AFTD)に対してアクセスが行えるかの内部通信を行い、 問題が無い場合はそのままバックアップデータの書き込み動作を行いますが、 アクセスに対してエラーが返ってきた場合、 NetWorker はその AFTD を「アンマウント」状態に変更します。

例えば、NFS 共有でマウントしている領域に AFTD を作成している場合、 NetWorker 上は「マウント」状態であっても、 NFS 共有にエラーが発生していたり共有が停止(アンエクスポート)していたなどの理由で アクセス時にエラーが返ってきた場合、 NetWorker はその AFTD を自動で「アンマウント」状態に変更し、 データを書き込めないようにします。

アンマウントされた AFTD は、デフォルトの設定の場合、 HW 側および OS 側ではアクセス可能な状態に復活したとしても、NetWorker は自動ではマウント状態に切り替えを行いません。
デフォルト設定を変更しない場合は、HW 側の復活作業等の後、共有設定に問題が無いことを確認した後に、 手動で NetWorker 側の AFTD の状態を「マウント」状態に戻してください。

AFTD をマウント状態に戻すには、NetWorker Management Console のデバイス管理画面より、 対象の AFTD を選択して右クリックし、「マウント」を選択頂くか、 以下手順を実行して下さい。

  1. 以下コマンドを実行し AFTD がアンマウントされていることを確認します。
     # nsrmm

  2. 以下コマンドを実行し AFTD をマウントします。
     # nsrmm -m -f デバイス名

  3. 手順1の nsrmm コマンドを実行し AFTD がマウントされていることを確認します。

  • また、NetWorker で「マウント」されている状態で、バックアップ等が動いていないタイミングの場合は、ボリュームにアクセスできない状態になっても、NetWorker はリアルタイムでは検知を行わないのでご注意ください。
    (バックアップ等でボリュームにアクセスする動作が発生した際に AFTD の状態を検知します)

製品名カテゴリ

WebSAM NetWorker

対象製品

品名: WebSAM NetWorker
リビジョン: 9.1.1、18.2
対象OS: HP-UX
Linux
Windows

関連情報

  • コンテンツID: 3140107000
  • 公開日: 2019年06月28日
  • 最終更新日:2019年07月11日

アンケート

サポート情報充実のためアンケートにご協力をお願いいたします。



コメント欄:
ここからページ共通メニューです。 ページ共通メニューを読み飛ばす。
ページ共通メニューここまで。