SX-Aurora TSUBASAシリーズでは2019年6月末に、新機能であるNUMAモードをリリースしました。
NUMAモードはプロセッサを二つのドメインに分けて動作させることで互いの命令干渉を抑え、高速化を図る機能です。
本機能は製品を新規にご購入されるお客様だけでなく、既にご購入いただいているお客様もご利用いただけます。
NUMA(Non-Uniform Memory Access、ヌマ)とは、メモリ共有型のマルチプロセッサシステムの実装方式の一つで、CPUによってメモリへのアクセス速度が異なるような方式です。
Linux は NUMA をサポートしており、 NUMA 用のシステムコールやコマンドがあります。VEOSは Linux ベースのソフトウェアであり、VEOS でもこれらのシステムコールインタフェースやコマンドを活用するため、VEOS はパーティショニングモードの2つのセグメントを、2つの NUMAノードとして扱います。
プログラムによって、NUMAモードに適するものと適さないものとがあります。NUMAモードの説明やプログラム実行方法等詳細は、以下のマニュアルをご参照ください。
NUMA対応物件は、以下のサイトより取得願います。
VEOS等無償ソフトウェア
掲載場所: ソフトウェアダウンロードサイト
https://jpn.nec.com/hpc/aurora/ve-software/index.html