自動更新、ファイル配信機能が実行できない場合の対処方法について説明します。
【現象】
自動更新、ファイル配信機能で、下記の現象が発生します。
・自動更新機能が指定した時間に実行されない(「自動更新結果一覧」に記録が残らない)。
・ファイル配信機能の実行後にエラーが発生する(「ファイル配信/実行結果一覧」の種類欄が「エラー発生」となる)。
【原因】
管理対象マシンで動作するDPMクライアント(※)が、DeploymentManager以外からの通信を受信した場合、自動更新、ファイル配信機能が実行できない状態になる場合があります。
通常、シナリオ実行によるパッケージ配布を実行中の状態で自動更新、ファイル配信機能が動作しますと、シナリオ実行との並行実行はできないため、エラーが発生しますが、本事象が発生した場合は、シナリオ実行によるパッケージ配布を実施していない状況でも、自動更新、ファイル配信機能の実行でエラーが発生するようになります。
※シナリオ実行によるパッケージ配布やファイル配信など、管理サーバからの要求を受信するため、起動中は各種通信を待ち受けている。
【対処方法】
DeploymentManager Remote Update Service Clientサービスを再起動してください。