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【対 象 機 種】 | Express5800/R120h-1M,R120h-1M(2nd-Gen),R120h-1M(3rd-Gen)
Express5800/R120h-2M,R120h-2M(2nd-Gen),R120h-2M(3rd-Gen) |
【対象ユーザ】 | 対象装置にてN8150-589 (3.5型 増設用 SAS HDD)をお使いのお客様 |
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【適用対象】
<対象製品>
N8150-589 3.5型 増設用 12TB SAS HDD (モデル名 MB012000JWTFC)
<対象ファームウェアバージョン>
HPD7 またはそれ以前のファームウェアバージョン
本ファームウェアを適用することにより以下の現象が修正されます。
[HPD8での修正内容]
特定のSASハードディスクドライブ(HDD)モデル (以下の「モデル名とファームウェアバージョンの確認
方法」に記載) で、データの不整合の兆候である巡回冗長検査(CRC)エラーが発生することがあります。
巡回冗長検査(CRC)エラーにより、サーバのパフォーマンスが低下することやデータの不整合が発生する
場合があります。
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Starter Pack Version S8.10-010.01以降の適用によって、本ファームウェアバージョンも自動的に適用されるようになっています。
ここで案内する手順は本ファームウェアバージョンのみを適用するものです。
モデル名とファームウェアバージョンの確認方法
OS稼働状態でのモデル名とファームウェアバージョン確認は、「iLO Web コントロール」から操作します。
- iLOW Web インターフェースにログインしてください。
- 「System Information」ページに移動してください。
- 「Storage」タブを選択ください。
- 装置に搭載しているコントローラとドライブの情報が確認できます。
「Logical View」が選択されている場合は、「Physical View」を選択してください。
- 「Physical Drive ***」と表示されている項目にある「Model」と「Firmware Version」が下記のモデル名とファームウェアバージョンに合致する場合は対処が必要です。
合致しない場合は対処が不要です。
・モデル名が下記である。
MB012000JWTFC
・ファームウェアバージョンが、HPD7 またはそれ以前である。
アップデート手順
ファームウェアをアップデートするには、以下の手順に従ってください。
- NECサポートポータルから下記のソフトウェアを入手してください。
「Express5800シリーズ Starter Pack Version S8.10-010.01」
- Express5800シリーズ Starter Pack Version S8.10-010.01 のStarter Pack DVDからのファームウェアアップデート手順に従って実施します。
- ファームウェアアップデート手順の手順2 レビューにてファームウェアの一覧が表示されます。
- ファームウェア一覧から「モデル名 MB012000JWTFC」を探し、利用可能なバージョンが「HPD8」を確認して、左側を「選択」または「強制(灰色)」をクリックし、「選択済み」または「強制(青色)」の表示に変更してください。
※ 対象のSASハードディスクドライブ(HDD)以外は選択状態にしないようにしてください。
- 以降はファームウェアアップデート手順に従って実施してください。
- 以上でアップデート作業は完了です。
アップデート後のファームウェアバージョンの確認
上記の「■ モデル名とファームウェアバージョンの確認方法」を参照し、同様の方法で確認ください。
更新後のファームウェアバージョン: HPD8