2023年9月15日
平素は格別なるご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
この度は、納入させていただきましたExpress5800シリーズにて、装置起動時のPOST(Power on Self Test)において、メッセージコード”5445”が表示される事象が判明いたしました。
下記の対象機種において発生を確認できておりますが、装置の機能、性能には関わりなく、問題はございません。
お客様におかれましては、ご心配、ご迷惑をお掛けしますことを、深くお詫び申し上げます。
- 対象機種
Express5800/R120j-1M | N8100-2985Y, N8100-2986Y |
Express5800/R120j-2M | N8100-2988Y, N8100-2989Y, N8100-2990Y, N8100-2991Y, N8100-2992Y |
Express5800/R110k-1M | N8100-2997Y, N8100-2998Y, N8100-2999Y |
Express5800/T110k-M | N8100-3000Y, N8100-3001Y |
- 発生条件
CPUに内蔵されているPUcodeバージョンが、システムROM内のPUcodeバージョンと整合していない装置。
または、システムROM バージョン1.40以降を適用後、バージョン1.32にバージョンダウンした装置。
- 現象
システムROM バージョン1.32にて装置起動時、POST(Power on Self Test)において、下記のようなメッセージを表示(一時停止:20秒)します。この後、OS起動に進みます。本現象は、装置の運用に影響はございません。

- 改善時期、システムROMバージョン
この現象は、将来のシステムROMバージョンで装置を起動することにより改善する予定です。
- 軽減策
RBSUメニューのPOST F1 Promptオプションで「Delayed 2 seconds」を選択することにより、
「System will continue to boot in XX seconds...」メッセージでの待ち時間を短くすることができます。
System Utilities > System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU)
> System Options > Server Availability > POST F1 Prompt

今後ともシステムの安定稼動と品質安定に向けて取り組んでまいりますので、何卒ご理解とご高配を賜りますようよろしくお願い申し上げます。