公開日:2025年2月17日
日頃より、弊社 Express5800シリーズをご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。
以下に示すExpress5800シリーズでオンボードのRAIDコントローラー
(Intel Virtual RAID on CPU(Intel VROC))を使用している場合において
SATA光ディスクドライブを用いたソフトウェアのインストールが失敗する事象が確認されております。
本事象について案内いたしますので、ご確認いただけますようお願いいたします。
- 対象装置
本体装置 | : | Express5800/T110m |
Express5800/T110m-S |
※ オンボードRAIDコントローラー(Intel Virtual RAID on CPU(Intel VROC))使用 |
OS | : | Windows Server 2019 Standard |
Windows Server 2019 Datacenter |
Windows Server 2022 Standard |
Windows Server 2022 Datacenter |
Windows Server 2025 Standard |
Windows Server 2025 Datacenter |
- 事象内容
対象装置にて、SATAの光ディスクドライブのCD媒体もしくはDVD媒体から本体装置に添付のソフトウェア、および市販のソフトウェアをインストールする際にエラーとなり、失敗する場合があります。
- 対処方法
オンボードのRAIDコントローラー環境にてSATA光ディスクドライブを使用してソフトウェアのインストールなどを実施する場合は以下のいずれかの対処方法を実施してください。
対処方法1:
USB光ディスクドライブをお持ちの場合はUSB光ディスクドライブを使用してソフトウェアをインストールしてください。
USB光ディスクドライブでは本現象は発生しません。
対処方法2:
USB光ディスクドライブをお持ちでない場合はSATA光ディスクドライブを使用する前に以下を参考にしてUniversal RAID Utilityを一時的に停止してください。
※一度、ソフトウェアのインストールに失敗している場合は、システムの再起動後
以下の手順を実施してください。
(1) 「コンピューターの管理」を起動します。
(2) 「サービスとアプリケーション」を開きます。
(3) 「サービス」の「Universal RAID Utility」を右クリックし「停止」を実行します。
Universal RAID Utilityが存在しない場合は、対処は不要です。
(4) SATA 光ディスク ドライブを使用し、ソフトウェアをインストールします。
(5) ソフトウェアのインストールが完了したら、「サービス」の「Universal RAID Utility」を
右クリックし「開始」を実行します。
なお、本事象については、現在、原因の調査中となります。
正式な対処が決まり次第、本通知にてご案内いたします。