Windows Time サービスのスタートアップの種類が変更される操作としては以下の2つがあります。
スタートアップの種類が意図せず変更された場合には、以下のような操作を実施していなかったかご確認ください。
[[日付と時刻]上の操作]
本操作はWindows Server 2016以降のOSバージョンでのみ可能となります。
1. [設定]を起動します。
2. [時刻と言語]をクリックし、[日付と時刻]の画面を表示します。
※[日付と時刻]の画面を表示する手順は一例となります。
3. [時刻を自動的に設定する]のオン/オフを切り替えることで以下のようにWindows Time サービスのスタートアップの種類が変更されます。
・オンからオフに変更した場合
スタートアップの種類が[自動]や[手動]から[無効]に変更されます。
・オフからオンに変更した場合
スタートアップの種類が[無効]から[手動]に変更されます。
※ スタートアップの種類が[自動]の場合は[手動]に変更されません。
[[コントロール パネル]上の操作]
1. [コントロールパネル]を起動します。
2. 本手順はOSごとに異なりますため、対象のOSごとに手順をご確認ください。
・Windows Server 2008の場合は、本手順は割愛します。
・Windows Server 2008 R2~Windows Server 2012 R2の場合は、[時計、言語、および地域]をクリックします。
・Windows Server 2016以降の場合は、[時計と地域]をクリックします。
3. [日付と時刻]をクリックします。
4. [インターネット時刻]のタブを選択します。
5. [設定の変更]をクリックします。
6. [インターネット時刻サーバーと同期する]のチェックの付け外しを切り替えることで以下のようにWindows Time サービスのスタートアップの種類が変更されます。
・チェックを外した場合
スタートアップの種類が[自動]や[手動]から[無効]に変更されます。
※ Windows Server 2008の場合は、スタートアップの種類が[無効]や[手動]から[自動]に変更されます。
・チェックを付けた場合
スタートアップの種類が[無効]から[手動]に変更されます。
※ スタートアップの種類が[自動]の場合は[手動]に変更されません。
※ Windows Server 2008の場合は、スタートアップの種類が[無効]や[手動]から[自動]に変更されます。
Windows Time サービスのスタートアップの種類を元に戻す場合には以下の手順を実施ください。
[元に戻す方法]
1. [Windows キー + R] を同時に押下し [ファイル名を指定して実行] を起動します。
2. "services.msc" と入力し [OK] をクリックし、[サービス]を起動します。
3. [Windows Time]を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
4. [スタートアップの種類]にて設定を元に戻します。
5. [OK]をクリックします。
各OSのスタートアップの種類の既定値は以下となります。
※ ワークグループ環境とドメイン環境にてスタートアップの種類に違いはございません。
・Windows Server 2008:手動
・Windows Server 2008 R2:手動
・Windows Server 2012:手動
・Windows Server 2012 R2:手動
・Windows Server 2016:自動
・Windows Server 2019:自動
・Windows Server 2022:自動