Microsoft Azure SQL Server (以降、Azure SQL Server) 製品に関するインシデントサポート範囲をまとめたものです。
Azure SQL Server のインシデントサポートでは、Azure 上の SQL Database、Azure SQL Managed Instance、Azure Synapse Analytics (Synapse SQL) が対象となります。
また、Azure 以外のクラウド環境 (AWS 等) における PassS 型 SQL Server も対象となります。
対象システムは問わず、サポート契約者からの問合せを受け付けます。サポートレベル、インシデント回数に応じた技術サポートを提供します。
なお、下記 (a)~(d) の条件に該当するものは、インシデントサポートの対象外となりますので、ご留意願います。
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下記 Azure SQL Server インシデントサポート対象外項目に関するお問い合わせは、プロフェッショナル サービスでの個別有償支援にて対応させていただくことが可能となっております。
プロフェッショナルサービスの詳細は本記事末尾の「PP・サポートサービス対象外項目への支援について」をご参照ください。
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(a) |
SQL Server ドライバーや Azure SQL Server 以外の Azure サービスに関するもの
ODBC や JDBC などの Azure SQL Server にアクセスするためのドライバーに関する対応は行いません。
また、Azure SQL Server 以外の Azureサービスに関する対応は行いません。
例) |
アプリケーションから ODBC ドライバーで Azure SQL Server にアクセスする場合の ODBC の問題 など
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(b) |
無償で提供されるツール、アドオンに関するもの
マイクロソフト社から無償でダウンロード提供されるツールやアドオンの対応は行いません。
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(c) |
パフォーマンスに関するもの
Azure SQL Server のパフォーマンス問題や改善に関して、お客様システムの分析やチューニング作業は行いません。
例) |
採取したパフォーマンス資料の分析、問題点の切り分け、ボトルネックの特定 など
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(d) |
プログラム開発環境、ランタイムライブラリ、および、作成したプログラムに関するもの
お客様が作成した SSIS パッケージ、ストアドプロシージャ、ユーザ AP などの処理に関する対応は行いません。
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■ 注意制限事項
(a) |
回答日時のお約束はできません。
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(b) |
障害調査時に、お客様環境にリモートでアクセスしての調査は行いません。
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(c) |
時間外の緊急調査対応、現地への技術者派遣は行いません。
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(d) |
他の SQL Server システム(オンプレミス、他社クラウドなど)との連携機能に関しては、関連する全てのシステムにおいて、弊社の SQL Server サポートをご契約いただいている場合に限って対応いたします。
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(e) |
インシデント契約では、問合せに複数の質問が含まれる場合、複数のインシデントが消費されることがあります。また、追加質問がある場合、別インシデントを消費します。
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(f) |
調査結果として、ソフトウェアの不具合の場合でもインシデントは消費します。
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(g) |
Azure 以外のクラウド環境 (AWS 等) における PaaS 型 SQL Server の場合、SQL Server 範囲内で対応します。
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上記以外でも、マイクロソフト社公開情報や弊社提供マニュアルにて利用不可 / 動作保証対象外とするものは、Azure SQL Server インシデントサポートでも対応は行いません。
■ PP・サポートサービス対象外項目への支援について
「PP・サポートサービス」「インシデントサポート」とは別に、有償(*1)での「プロフェッショナルサービス」を提供しております。
プロフェッショナル サービスでは、PP・サポートサービス/インシデントサポート対象外となる内容の支援も含めリクエストにあわせて臨機応変に対応いたします。
プロフェッショナル サービスで提供している主なサービス(*2)を以下の Web サイトに掲載しております。こちらも併せてご参照ください。
(*1) |
支援内容により変動しますため、個別見積りとさせていただいております。具体的な費用については NEC 担当営業経由でお問い合わせください。
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(*2) |
主なサービスをピックアップして掲載したものです。ご要望に合致するサービスが Web サイトに掲載されていない場合でも、NEC 担当営業経由でお問い合わせください。
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