概要
CLUSTERPRO X、CLUSTERPRO X SingleServerSafe は、サポートサービスの一部として、製品をバージョンダウンして使用する際に必要なファイル等を提供しています。
バージョンダウン条件を満たすお客様は、指定バージョンの製品を入手してご利用いただくことができます。
バージョンダウン可能な条件
- CLUSTERPRO X もしくは CLUSTERPRO X SingleServerSafe の製品メディアおよびライセンスを必要数購入している
- 購入済ライセンスに対するバージョンダウン申請は初めてである
- サポートサービス契約を締結済である
- サポートポータルよりユーザIDの本登録済である
- ご希望のバージョンダウン先が、別記の対象型番一覧(バージョンダウン型番対応表)に記載されている
バージョンダウン申請の要否
以下のようにメジャーバージョンが変わるケースではバージョンダウン申請が必要です。
- (例1) CLUSTERPRO X 5.2 を CLUSTERPRO X 3.3 にする
- (例2) CLUSTERPRO X 4.3 を CLUSTERPRO X 3.3 にする
以下のようにメジャーバージョンが変わらないリビジョンダウンではバージョンダウン申請は不要です。
- (例3) CLUSTERPRO X 5.2 を CLUSTERPRO X 5.0 にする
- (例4) CLUSTERPRO X 4.3 を CLUSTERPRO X 4.1 にする
リビジョンダウンの場合は本サポートポータルよりインストレーションパッケージをダウンロードしてインストールしてください。(「関連情報」参照)
ライセンスキーにつきましては現在お持ちのものをそのままご使用ください。
製品使用時に必要なファイル
CLUSTERPRO X、CLUSTERPRO X SingleServerSafe を使用するためには以下の両方が必要です。
-
インストレーションパッケージ
→ 後述する入手方法からいずれかを選択して入手してください
-
インストレーションパッケージに適合するライセンスキー
→ バージョンダウン申請により入手してください
インストレーションパッケージ / Startup Kit の入手方法
バージョンダウンのお申し込み方法
本サポートポータルにログイン後、メニューよりお申し込みいただくことができます。
※ メニュー表記はバージョンダウンではなく "バージョンアップ" となっていますので、ご注意ください。
お申し込みの際は、"VerUp先"の選択画面で希望する型番を指定した上で、"連絡欄"に「バージョンダウン希望」と記載してください。
バージョンダウン型番対応表
あるバージョンの型番が、他のバージョンのいずれに対応するかを示した対応表です。
バージョンダウン先の型番指定時の参考にご利用ください。
補足事項
-
バージョンダウン時にライセンスの入手形態の変更が可能です。"■VerUp先"の"型番指定"に希望する形態の型番をご記入ください。
(インターネット配信[I配信]製品:"-I"を含む型番、現物製品:"-I"を含まない型番)
-
PPSupportPack Plus もしくは PP・サポートサービス+プロアクティブ診断 を利用している場合も、製品のバージョンダウン申請が可能です。
その場合、バージョンダウン申請時に表示される登録製品名のうち、以下に例示する XXXXX の部分がバージョンダウン時に指定可能な製品です。
- PPSupportPack Plus(XXXXX)
- PP・サポートサービス+プロアクティブ診断(XXXXX)
バージョンダウン型番対応表の製品名から XXXXX に該当する行を探して、該当行の型番を指定してバージョンダウンをお申し込みください。
具体例はよくある質問(FAQ)のQ.4をご確認ください。
- Startup Kit製品についてはバージョンダウン申請後に「関連情報」のコンテンツから入手したディスクイメージをご利用ください。
- 期限付きライセンスについては有効期限が開始していないライセンスのみバージョンダウン可能です。
- ご不明点な点がありましたら、ウェブサイトのメニュー「お問い合わせ」-「契約、サービスに関するお問い合わせ」よりお問い合わせください。
よくある質問(FAQ)
- Q1: CPUカウント方式の本体ライセンス(CPUライセンス)を保有しています。バージョンダウン時に、ノードカウント方式の本体ライセンス(ノードライセンス)に変更できますか。
- A: いいえ。バージョンダウン先として指定可能なのは、保有ライセンスと同種の型番(保有製品の相当品)のみです。そのため、以下のようなバージョンダウンは出来ません。
- CPUライセンスからノードライセンスへ変更する
- Windows 版のライセンスから Linux 版のライセンスへ変更する
- Q2: 購入後にバージョンダウンすることを前提として、ライセンスとPPサポートパックを購入しました。製品のバージョンダウンを申請した後、それと同様に、PPサポートパックのバージョンダウンを申請する必要はありますか?
- A: いいえ。PPサポートパックはCLUSTERPROのバージョンに依存していないため、PPサポートパック自体のバージョンダウン申請は必要ありません。そのままご利用いただけます。
- Q3: バージョンダウン申請後に、バージョンダウン元のライセンスは利用できますか?
- A: バージョンダウン申請後、手元にあるライセンス(バージョンダウン元)と申請で届いたライセンス(バージョンダウン先)の二つがある状態となりますが、同時に両方のライセンスを利用することはできません。どちらか片方のライセンスのみご利用ください。
- Q4: 「PP・サポートサービス+プロアクティブ診断(CLUSTERPRO X 5.x for Windows (1CPUライセンス))」を利用している場合、バージョンダウンで指定可能な型番はどのように調べればよいですか?
- A: 利用製品名の括弧内、「CLUSTERPRO X 5.x for Windows (1CPUライセンス)」と同種製品の旧バージョンの型番を指定可能です。
バージョンダウン型番対応表で、同じ製品名が記載された行を探して、該当行の型番を指定してください。
ただし、利用している製品とメジャーバージョン(5.x)が同じ場合には "リビジョンダウン" となるため、バージョンダウン先としては指定できません。