UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance、および UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance for Redundancyのサポート提供期間および提供内容の基本方針をまとめたサポートポリシーについて以下に記載します。
お客様におかれましては本サポートポリシーについてご理解賜りますよう、お願い申し上げます。
製品構成について
UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance(以下、仮想アプライアンス製品または本製品と記載)は、ソフトウェア製品UNIVERGE Network Operation Engine(以下、ソフトウェア製品と記載)と
OS をインストールした仮想マシンイメージを提供する仮想アプライアンス製品です。
UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance for Redundancy(以下、仮想アプライアンス製品または本製品と記載)は、可用性向上等を目的に冗長構成環境で利用するための製品です。仮想マシンイメージには、OS、ソフトウェア製品に加えて、クラスタソフトウェアをインストールしています。
仮想アプライアンス製品とその機能を使用するための運用ライセンス製品があり、仮想アプライアンス製品、運用ライセンス製品それぞれに「PP サポートサービス」(サポートパックまたは契約タイプ)を定義しています。
仮想アプライアンス製品
| 仮想アプライアンス本体 |
運用ライセンス製品
| ノード管理ライセンス、機能ライセンス |
サポートサービスの条件
下記の条件でPP サポートサービスを購入または契約(以下、締結と記載)いただいている場合に、本製品に対してサポートサービスを提供いたします。
使用される仮想アプライアンス製品と
運用ライセンス製品のすべてについて、PPサポートサービスを締結してください。
一部の製品について、PPサポートサービスを締結いただけていない場合、
サポートサービスを受けられませんのでご注意ください。
|
PP サポートサービスは仮想アプライアンス製品引き渡し時からサービス期間が中断することがないように締結していただく必要があります。
また仮想アプライアンス製品と運用ライセンス製品のPP サポートサービスで複数のサービス期間が混在する場合、サービス終了日が最も早い日までの期間が有効なサービス期間となります。
|
UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance for Redundancyをご利用の場合は、クラスタソフトウェアに対するPPサポートサービスも締結してください。
|
※ 仮想アプライアンス製品に標準添付された運用ライセンスに関する特記事項
仮想アプライアンス製品に運用ライセンス製品が標準添付されている場合、該当ライセンス製品の PP サポートサービスは、
仮想アプライアンス製品の PP サポートサービスに含まれます。
追加で運用ライセンス製品を購入した場合は別途PP サポートサービスを締結してください。
提供サービス
サービス | 標準サポート |
レスポンスサービス、インフォメーションサービス | メジャーバージョン出荷停止後 5年間 |
ライセンスサービス (バージョンアップ ※) | メジャーバージョン出荷停止後 5年間 (※1)(※3) |
ライセンスサービス (リビジョンアップ ※) | メジャーバージョン出荷停止後 2年間 (※2)(※3) |
※ バージョンアップ:仮想アプライアンス製品の機能強化に対応するアップデート
※ リビジョンアップ:仮想アプライアンス製品の不具合修正に対応するアップデート
新メジャーバージョン出荷時に、2 つ前のメジャーバージョンを出荷停止にします。なお、出荷停止の判断に用いるメジャーバージョンとは、「UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance Vn.m VAx.y」、「UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance for Redundancy Vn.m VAx.y」の VAx.y の x を指します。本製品のメジャー、マイナーバージョン、リビジョンについては、「(参考)バージョン定義」をご参照下さい。また、新メジャーバージョン出荷に伴わず、旧メジャーバージョンを出荷停止とする場合があります。
※1 バージョンアップ物件の提供は、メジャーバージョンの出荷停止後 5 年間となります。
※2 同一メジャー・マイナーバージョン内でのリビジョンアップ物件の提供は、メジャーバージョンの出荷停止後 2年間までとなります。本製品のソフトウェアバグ修正は、重大なものを除き最新のメジャー/マイナーバージョンに対してのみ実施します。それよりも古いマイナーバージョンでは基本的に修正は行いません。修正済の本製品を使用するには、PPサポートサービスのライセンスサービスを利用して、修正済の物件を入手して下さい。(例:VA1.3で行ったバグ修正は、VA1.2以前に対しては修正しない。VA1.2以前を使用している場合、VA1.3へのバージョンアップが必要。)
※3 仮想アプライアンス製品のライセンスサービスでは、ソフトウェア製品の物件は入手できません。また、ソフトウェア製品のライセンスサービスでも、仮想アプライアンス製品の物件は入手できません。本製品の PP サポートサービスのライセンスサービスで提供可能な物件は、仮想アプライアンス製品の物件が対象となります。
(参考) バージョン定義 「UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance Vn.m VAx.y」、「UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance for Redundancy Vn.m VAx.y」
本製品の製品名には、以下の2つのバージョンを記載しています。
製品名: UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance Vn.m VAx.y、UNIVERGE Network Operation Engine Virtual Appliance for Redundancy Vn.m VAx.y
- Vn.m:本製品の仮想マシンにインストールされているソフトウェア製品のバージョンを表します。
Vn.mがソフトウェア製品と本製品で同一であれば、仮想マシンにインストールされているソフトウェア製品が持つ機能は同一になります。
- VAx.y:本製品のバージョンです。
本製品を構成するソフトウェアに更新があった場合、その構成を一意に識別する場合に使用します。
本製品のバージョンとして、より詳細な形式として以下で表現することがあります。
VAx.y.z.a
- x:メジャーバージョン。本製品のメジャー機能の追加・更新時に加算します。
- y.z:マイナーバージョン。本製品のマイナー機能の追加・更新時に加算します。
- a:リビジョン。ソフトウェアバグ等の不具合修正時に加算します。