Express5800/ftサーバ(VMware対応モデル) ESXi5.0以降において、
WindowsNTなどの Windows2000 以前の WindowsOS をゲストOSとして
利用する場合、以下の現象が発生する場合があります。
- サーバ起動後、または CPUモジュールの再組み込み時に CPUモジュールが
組み込まれないことがある。
- システム稼働中に、PCIモジュールが縮退するとパニックすることがある。
本事象を回避するために、WindowsNTなど Windows2000 以前の WindowsOSが稼動している
仮想マシンに対して以下の設定をおこなってください。
■ESXi6.0以前のバージョンの場合
1.対象のゲストOSが起動している場合は、シャットダウンします。
2.vSphereClient から対象ゲストOSを選択し、コンテキストメニューより
[設定の編集]を選択します。
3 「仮想マシンのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
[オプション]タブを選択し、[CPU/MMU 仮想化]をクリックします。
4.右ペインに設定値が表示されます。
『Intel VT-x/AMD-V を命令セット仮想化に使用し、ソフトウェアをMMU仮想化に使用』を
選択して、[OK]をクリックします。
5.全対象ゲストOSの仮想マシンの設定を変更後、ftサーバを再起動します。
■ESXi6.5以降のバージョンの場合
1.対象のゲストOSが起動している場合は、シャットダウンします。
2.Host Client から対象ゲストOSを選択し、コンテキストメニューより
[設定の編集]を選択します。
3 「設定の編集」ウィンドウが表示されます。
[仮想ハードウェア]の[CPU]を選択します。
4.[CPU/MMU 仮想化]にて、『ハードウェアの CPU、ソフトウェアの MMU』を
選択して、[保存]をクリックします。
5.全対象ゲストOSの仮想マシンの設定を変更後、ftサーバを再起動します。