・RAIDの使用制限について
ftサーバ(Linux対応モデル)では、すべての内蔵ハードディスクで作成される
パーティションは必ず CPU/IOモジュール0、1 の同じスロット番号同士による
ソフトウェアRAID1 を構成する必要があります。
また、システムパーティションを含む内蔵ハードディスク(システムディスク)
は RAID1 のみ、システムパーティションを含まない内蔵ハードディスク(デー
タディスク)については RAID1 または RAID1+0 のみをサポートします。
RAID1 または RAID1+0 以外のRAID構成はサポートしていません。
・LVMの使用制限について
LVMは、システムパーティションを含む内蔵ハードディスク(システムディスク)
での使用はサポートしていません。また、システムパーティションを含まない
内蔵ハードディスク(データディスク)での使用は、必ず RAID1 または RAID1+0
を構成した上でご使用ください。RAID1 または RAID1+0 を構成していない場合
は CPU/IOモジュール0、1 の同じスロット番号同士での二重化が行われないため
障害やモジュール切り替え等の発生時に、正常に動作しなくなります。
なお、LVMの論理ボリューム上でさらに RAID を構築する構成はサポートして
いません。
LVMは、高度なストレージ機能を提供しますが、管理手順や障害時の復旧手順が
複雑になりますので、必要な場合にのみ使用することをお勧めします。