[現象]
ESMPRO/ServerManager Ver6でアラートログ自動保存機能を利用している場合
ESMPRO/ServerManagerのサービス再起動やOSの再起動のタイミングで、アラート
ログ自動保存機能で保存していたアラートログファイルが、古い同名のアラート
ログファイルで書き戻されてしまう。
(条件)
以下の条件を満たす場合本現象が発生します。
・ESMPRO/ServerManaver Ver5(対象バージョン:5.0~5.75)からアップデート
インストールしたESMPRO/ServerManaver Ver6(対象バージョン:6.00~6.03)
を利用している(*1)。
・ESMPRO/ServerManager Ver5でアラートログ自動保存機能を利用(*2)しており
ESMPRO/ServerManager Ver6でもアラートログ自動保存機能を利用している。
・ESMPRO/ServerManager Ver6のサービスを起動する(*3)。
(*1)ESMPRO/ServerManager Ver6をクリアインストールしている場合は発生しません。
(*2)ESMPRO/ServerManager Ver5ではアラートログ自動保存機能を利用しておらず
ESMPRO/ServerManager Ver6から利用を開始した場合は問題ありません。
(*3)ESMPRO/ServerManagerのサービスの再起動やOSの再起動を行なう場合も発生
します。
[回避策]
ESMPRO/ServerManagerが保持する古いアラートログファイルを削除します。
(手順)
1)ESMPRO/ServerManagerがインストールされている管理サーバに管理者権限をもつ
ユーザでログインします。
2)以下のフォルダ内の全てのファイルもしくは alertlog フォルダ自体を削除して
ください。
<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>\NVWORK\esmpro\alertlog
上記ディレクトリのファイルは以下のフォルダへ引き継がれているため削除して
頂いても問題はありません。
<ESMPRO/ServerManagerインストールフォルダ>\ESMWEB\wbserver\webapps\esmpro\WEB-INF\service\alertlog