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技術情報

【ftサーバ/VMware vSphere】仮想マシンのネットワークアダプタタイプに関する注意事項

Express5800/ftサーバ(VMware対応モデル) において、仮想マシンのネットワークアダプタタイプに「E1000」または「E1000E」を指定した場合、CPUモジュールの再組み込み時にCPUモジュールが組み込まれない事象が発生する可能性があります。

このため、ftサーバでは「E1000」または「E1000E」を使用しないでください。
ネットワークアダプタタイプには「E1000」または「E1000E」以外を指定してください。

アダプタタイプの確認

■ESXi6.0以前のバージョンの場合
  1. vSphere Client から対象の仮想マシンを選択し、コンテキストメニューより [設定の編集]を選択します。
  2. 「仮想マシンのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
    [ハードウェア]タブより[ネットワーク アダプタ]を選択します。
  3. 右ペインより「アダプタタイプ」の「現在のアダプタ:」が、「E1000」または「E1000E」以外であることを確認してください。「E1000」または「E1000E」の場合は、以下に記載の変更方法よりアダプタタイプの変更を行ってください。
■ESXi6.5以降のバージョンの場合
  1. Host Client から対象の仮想マシンを選択し、コンテキストメニューより [設定の編集]を選択します。
  2. 「設定の編集」ウィンドウが表示されます。
    [仮想ハードウェア]より[ネットワーク アダプタ]を選択します。
  3. 「アダプタ タイプ」が、「E1000」または「E1000E」以外であることを確認してください。「E1000」または「E1000E」の場合は、以下に記載の変更方法よりアダプタタイプの変更を行ってください。

アダプタタイプの変更


【重要】
アダプタタイプの変更を行うことにより、ネットワークアダプタに関連付けられている設定情報が削除されます。このため、下記「関連情報」に記載しているコンテンツを参照頂き、設定情報を事前に控えてください。

■ESXi6.0以前のバージョンの場合
  1. 対象の仮想マシンが起動している場合は、シャットダウンします。
  2. vSphere Client から対象の仮想マシンを選択し、コンテキストメニューより[設定の編集]を選択します。
  3. 「仮想マシンのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
    [ハードウェア]タブより[ネットワーク アダプタ]を選択して[削除]をクリックし、[OK]をクリックします。
  4. 再度、vSphere Client から対象の仮想マシンを選択し、コンテキストメニューより[設定の編集]を選択します。
  5. 「仮想マシンのプロパティ」ウィンドウが表示されます。
    [ハードウェア]タブより[ネットワーク アダプタ]が削除されていることを確認してください。
  6. [追加]をクリックし、「ハードウェアの追加」ウィンドウが表示されます。
    追加するデバイスタイプに[イーサネット アダプタ]を選択し、次へ をクリックします。
  7. アダプタタイプに「E1000」または「E1000E」以外を選択し、必要に応じて、その他の項目を設定します。
  8. 設定の確認後、[終了]をクリックし、[OK]をクリックします。
  9. 上記に記載している『アダプタタイプの確認方法』にて、アダプタタイプが変更されていることを確認してください。
  10. 確認後、仮想マシンを起動します。
  11. IPアドレス等の必要な設定を行ってください。
  12. 対象の仮想マシンが複数ある場合は、同手順を繰り返してください。
■ESXi6.5以降のバージョンの場合
  1. 対象の仮想マシンが起動している場合は、シャットダウンします。
  2. Host Client から対象の仮想マシンを選択し、コンテキストメニューより[設定の編集]を選択します。
  3. 「設定の編集」ウィンドウが表示されます。
    [仮想ハードウェア]より[ネットワーク アダプタ]の右の×をクリックし、[保存]をクリックします。
  4. 再度、Host Client から対象の仮想マシンを選択し、コンテキストメニューより[設定の編集]を選択します。
  5. 「設定の編集」ウィンドウが表示されます。
    [仮想ハードウェア]より[ネットワーク アダプタ]が削除されていることを確認してください。
  6. [ネットワーク アダプタの追加]をクリックし、「新規ネットワーク アダプタ」が表示されます。
    「新規ネットワーク アダプタ」をクリックします。
  7. アダプタタイプに「E1000」または「E1000E」以外を選択し、必要に応じて、その他の項目を設定します。
  8. 設定の確認後、[保存]をクリックします。
  9. 上記に記載している『アダプタタイプの確認方法』にて、アダプタタイプが変更されていることを確認してください。
  10. 確認後、仮想マシンを起動します。
  11. IPアドレス等の必要な設定を行ってください。
  12. 対象の仮想マシンが複数ある場合は、同手順を繰り返してください。

製品名カテゴリ

ftSys for VMware vSphere

関連情報

  • コンテンツID: 3140103215
  • 公開日: 2016年03月10日
  • 最終更新日:2021年05月31日

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