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技術情報

【iStorage M/D/Aシリーズ】 iStorage StoragePathSavior for Linux カーネルアップデート対応状況

概要

本コンテンツでは、以下に記載の内容について、ご案内します。

SPS カーネルサポートリストのご紹介

SPS 6.3 for Linux 以降では、SPS をリリースした後に、SPS カーネルサポートリストを更新することで、新たなカーネルバージョンを追加サポートします。

SPS カーネルサポートリストは、SPS がサポートするカーネルバージョンを定義します。SPS をインストールするサーバに適用し、SPS がサポートするカーネルバージョンを拡張します。

SPS カーネルサポートリストの適用条件

該当バージョンのSPS のリリースより後にサポートしたカーネルバージョンとの組み合わせでSPS を利用する場合、SPS カーネルサポートリストを適用してください。

SPS カーネルサポートリストの適用が必要なカーネルバージョンとリリース済みSPS バージョンおよび SPS 修正物件の組み合わせは、「SPS for Linux がサポートするカーネルバージョン」でご確認ください。

SPS for Linux がサポートするカーネルバージョン

最新のSPSカーネルサポート状況は以下のファイルを参照してください。

ファイル名称 ファイルサイズ ファイル種別
sps_support_kernel_list.pdf 566KB PDF

SPSカーネルサポートリストのダウンロード

最新のSPSカーネルサポートリストは以下のリンクからダウンロードしてください。

ファイル名称 ファイルサイズ ファイルリビジョン SHA256チェックサム
supportlist.tar.gz 1399 bytes 53 32b4f2c975157f36c15b04fc34edccd7893188b8fafca77f9285f02ff6e4182a

SPSカーネルサポートリストの適用方法

SPSカーネルサポートリストの適用手順は以下の通りです。

1. SPS カーネルサポートリスト(supportlist.tar.gz) をダウンロードします

本コンテンツの「SPSカーネルサポートリストのダウンロード」に掲載している supportlist.tar.gz のリンクをクリックし、ファイルをダウンロードします。

2. SPS をインストールするサーバにsupportlist.tar.gz を転送します

ダウンロードしたsupportlist.tar.gz をSSH やFTP などを使用してSPS をインストールするLinux サーバに転送します。

3. supportlist.tar.gz をLinux サーバに適用します

root 権限で転送したsupportlist.tar.gz をtar コマンドで展開し、Linux サーバにsupportlist を適用します。tar コマンドの実行イメージは以下の通りです。

# tar zxvf supportlist.tar.gz -C /

(supportlist を~/work に転送した場合のコマンド実行例)
  # cd ~/work
  # tar zxvf supportlist.tar.gz -C /

4. supportlist が正しく適用されていることを確認します

root 権限でhead コマンドを使用して、/opt/nec/sps/supportlistのファイルリビジョンを確認してください。

(実行例)
  # head -1 /opt/nec/sps/supportlist
  SUPPORTLIST_REV=X

表示される SUPPORTLIST_REV=X のX がファイルリビジョンになります。

/opt/nec/sps/supportlist が存在しない場合、または、SUPPORTLIST_REV=X のX がダウンロードしたSPS カーネルサポートリストのファイルリビジョンと一致しない場合は、supportlist の適用に失敗しています。

この場合、「3. supportlist.tar.gz をLinux サーバに適用します」の手順が正しく実行されていないと考えられますので、手順を再確認の上、再実行してください。

5. supportlist の適用をSPS に反映させます


SPS を新規にインストールする場合

root 権限でSPS のインストールメディアに含んでいるインストールスクリプトを実行し、SPS をLinux サーバにインストールします。

インストール手順の詳細はSPS のインストールメディアに同梱しているインストールガイドを参照してください。

SPS はインストール済みでカーネルアップデートを実施する場合

a. アップデート先のカーネルをインストールします (※ OS の再起動はここでは実施しないでください)

b. root 権限で以下のコマンドを実行します

# sps_compat_modules -a

(実行例)
  # sps_compat_modules -a
  INFO: Created the symlink to <アップデート先のカーネルバージョン>.

c. OS を再起動し、アップデート先のカーネルからOS を起動します


SPS カーネルサポートリストの適用手順は以上で完了です。

製品名カテゴリ

iStorage StoragePathSavior

対象製品

品名: iStorage StoragePathSavior for Linux
対象OS: RHEL 6
RHEL 7
RHEL 8

関連情報

  • コンテンツID: 3140103387
  • 公開日: 2016年08月01日
  • 最終更新日:2024年02月26日

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