【最新情報】
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2019年2月5日
導入時の注意事項を追加しました。
Windows Server 2016 対応Express5800シリーズにおいて、英語版 Windows Server 2016 (以降、英語版OSとします)をサポートします。英語版OSをご使用の際は、以下の情報を参照の上、事前に十分な検証を行い、業務等に影響がないことをご確認ください。
Express5800シリーズにおけるサポート状況
対応モデル(日本語版)
対象英語版OS
- (英語版)Windows Server 2016 Standard / Datacenter
保守サービス
サーバ保守
- NECフィールディングによるハードウェア保守サービスを提供します。
(日本国内に設置している、国内出荷向けのモデルが対象です。海外出荷向けモデル/型番は、日本国内にてハードウェア保守サービスを提供できません。)
- エクスプレス通報サービス、エクスプレス通報サービス(HTTPS)、エクスプレス通報サービス(MG)はご利用できません。
OS保守
- PP・サポートサービスにて日本語版OSと同等のサービスを提供します。なお、お問合せ対応(メール/電話)は、日本語とします。
- 仮想化環境上のゲストOSとして使用する場合もサポート対象です。ただし仮想化基盤が英語版OSに対応している必要があります。
導入時の注意事項
- 英語版OS上で使用するソフトウェアは、すべて英語版で統一してください。
- 英語版OS上でのソフトウェアの動作対応については、各ソフトウェアの方針に従います。詳細は、各ソフトウェアの窓口にご確認ください。
- NEC製Windows Server 2016 英語版製品の媒体でインストールした場合、『LPRemove タスクの動作について』(Microsoft社)の影響により、再起動後に「Windowsの機能の追加と削除に失敗する」という障害が発生する可能性があります。
本障害の回避策として、下記のいずれかの対処をしていただきますようお願いします。
1.不要な言語パックを手動で削除する
言語パックの削除ツールは、”lpksetup /u” コマンドで起動できます。
2.最初のログイン時にLPRemoveタスクを止める設定をする
<方法1>"LPRemove" タスクの無効化
①タスク スケジューラーを起動します。
②タスク スケジューラーの左ペインから以下まで展開します。
[タスク スケジューラ ライブラリ] - [Microsoft] - [Windows] - [MUI]
③"LPRemove" を右クリックし、[無効] を選択します。
<方法2>グループ ポリシー(*)による言語パック削除の無効化
(*)Windows 8 / Windows Server 2012 以降の環境で利用可能です。
①ローカル グループ ポリシー エディターを起動し、以下まで展開します。
[コンピューターの構成] - [管理用テンプレート]
- [コントロール パネル] - [地域と言語のオプション]
②"使用されていない言語パックのクリーンアップをブロックする" を
[有効] に設定します。
OSのインストールについて
- OSインストールの前に、下記【ダウンロード】から「日本国内で英語版 Windows OSをご使用になる場合のご注意」をダウンロードして、ご確認ください。
- OSインストールの際は、こちらから、該当する対応モデルの「Support Kit」をご利用ください。
- OSインストール後に、ライセンス認証(アクティベーション)が必要です。
- BTOによるプリインストール出荷はありません。
- Windows Server 2016ご利用時に関する技術情報、注意制限事項は、Windows Server 2016 サポート情報をご確認ください。
対応モデルは以下のとおりです。
下記より新しいモデルは、Windows Server 2016(含む英語版)に標準対応しています。
対応モデル名 |
Express5800/R120g-2E、R120g-1E |
Express5800/R120g-2M、R120g-1M |
Express5800/R120f-2E、R120f-1E |
Express5800/R120f-2M、R120f-1 |
Express5800/R110h-1 |
Express5800/R110g-1E |
Express5800/T120g |
Express5800/T120f |
Express5800/T110h、T110h-S |
Express5800/T110g-S、T110g-E |
Express5800/B120g-h |
Express5800/B120f、B120f-h |
Express5800/R120g-M |
Express5800/R120f-M |
Express5800/A2040d、A2020d、A2010d、A1040d(*) |
(*)海外出荷のみのモデルです。
サーババンドルのソフトウェアについて
英語版OSの環境で使用できるExpress5800サーババンドルのソフトウェアは、下記のとおりです。
ソフトウェア名 |
使用の可否 |
NEC ESMPRO ServerAgentService,
NEC ESMPRO Manager |
○※ |
エクスプレス通報サービス,
エクスプレス通報サービス(HTTPS),
エクスプレス通報サービス(MG) |
× |
Universal RAID Utility |
○ |
NEC ESMPRO Agent Extension |
○ |
Product Info Collection Utility |
○ |
NEC ExpressUpdate Agent |
○ |
Ezclct Viewer |
(上記対応モデルは)× |
Server Configuration Utility |
○ |
※NEC ESMPRO ServerAgentService と NEC ESMPRO Manager のご使用にあたって
- Windows Server 2016 上で使用する場合、こちらから、該当する対応モデルの「Support Kit」に記載されている 「NEC ESMPRO ServerAgentService,NEC ESMPRO Manager」の情報を参照し、必要モジュールをダウンロードしてください。
- NEC ESMPRO ServerAgentService と NEC ESMPRO Managerの動作言語は一致させてください。(NEC ESMPRO ServerAgentService,NEC ESMPRO Manager ともに、英語版OS上でご使用ください。)
- 日本語環境向けアップデートパッケージは英語版NEC ESMPRO ServerAgentServiceには適用しないでください。
- NEC ESMPRO Manager で利用可能なマネージャ間通信は、日本語版と英語版のマネージャ間では利用できません。
英語版OS対応のソフトウェアについて
英語版OSの環境で使用できるソフトウェアにつきましては、各製品担当にお問い合わせください。
キーボードについて
英語版OSの環境用に、下記のキーボードをご提供します。
日本語用キーボードにて英語版OSをご利用の場合、一部のキーにて入力されるキーコード/入力位置が異なりますので、十分にご注意ください。
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日本語 |
英語 |
タワー用キーボード(USB) |
N8170-24(109配列) |
N8170-25(104配列) |
ラック搭載用キーボード(USB) |
N8170-21 |
- |
17型LCDコンソールユニット(1Server) |
N8143-105 |
N8143-76F/105F ※1 |
17型LCDコンソールユニット(8Server) |
N8143-106 |
N8143-106F ※1 |
17型LCDコンソールユニット(1Server) |
N8143-107 ※2 |
N8143-108F ※1 |
キーボードユニット (JP) |
N8143-109(日本語配列) |
- |
キーボードユニット (UK) |
- |
N8143-111(UK配列) |
※1 |
NECフィールディングによるハードウェア保守サービス対象外になります。
他のキーボードは、NECフィールディングによるハードウェア保守サービス対象です。 |
※2 |
108(N8143-109相当、10キー付き、OADG109準拠)日本語キーボードを標準搭載。 US配列、UK配列のキーボードに変更する場合はN8143-110、N8143-111の手配が必要。 |
※商標および著作権
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