Express5800/R320b, R320a (Windows) 向けの ft制御ソフトウェアでの【強化内容】の履歴情報です。
ft制御ソフトウェアのアップデート適用に際して参考としてください。
なお、最新のアップデートモジュールを入手するには、下記[関連情報]のリンクで、ダウンロードページを参照してください。(ダウンロードページは、各製品のご契約をお持ちの方のみ閲覧することができます。 )
対象OS毎のft制御ソフトウェアの【強化内容】履歴
対象OS
- Windows Server 2008 R2 Enterprise
- 上記以外
- Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition 32bit
- Windows Server 2008 Enterprise 32Bit
- Windows Server 2008 Enterprise x64 Edition
対象OS
- Windows Server 2008 R2 Enterprise
7.0.3245 での強化内容
- マイクロソフト社からリリースされるセキュリティパッチ(2018年 1月以降のマンスリーロールアップ、および、一部のセキュリティのみの更新プログラム)に対応するためのアップデートです。
- ディスク障害において、該当ディスクから返却されるエラーコード(SCSIセンスキーなど)により、ディスクの切り離し等を行いますが、各処置に該当するエラーコードの見直し(最適化)を行いました。
- RDR Utilityの機能強化を行いました。(バージョン 4.2.1.0になります)
- ディスク交換時に該当ディスクがどの位置に存在するか確認しやすいディスクレイアウトへ変更。
また、誤ってSimplex状態のディスクを抜かないように表示を追加。
- ディスクの再同期の進捗率表示について、従来の「4%」から「1%」刻みへ変更。
- 右クリックメニューでコマンドを選択後、コマンドを受け付けた際のメッセージを変更。
7.0.2334 での強化内容
- 再同期(Resync)処理およびベリファイ処理においてディスク障害を検出した場合、該当ディスクを切り離すかどうかの判断処理(閾値判定)に不具合があり、故障ディスクを切り離さず各処理を繰り返してしまうことにより、システム負荷が高くなる問題を修正します。
7.0.2176 での強化内容
- OS を格納するディスクの全領域に C ドライブを作成している場合、C ドライブの終端をアクセスした際に、イベントログの [システム] に警告イベント(ソース:Disk、ID:51)が登録される問題を修正します。
- ハードディスクに故障が発生した場合、まれにディスクの状態がオフライン/オンラインを繰り返すことにより故障ディスクを切り離すことができず、システム負荷が高くなることがある問題を修正します。
- サーバを起動後、一週間ごとに自動実行されていたベリファイ処理(RDRディスクの整合性チェック)がサーバを起動して12時間後にも自動実行されるように機能追加しました。これにより、一週間(または一週間以内)ごとにサーバを再起動しているお客様の環境におかれましても、定期的にベリファイ処理が実行されるようになります。
なお、ベリファイ処理を停止したり、任意の時間に実行したい場合には、本コンテンツの「関連情報」に記載しております「Express5800/ftサーバ RDR(Rapid Disk Resync)機能のベリファイ処理停止方法」の情報を参照してください。
7.0.1971 での強化内容
Express5800/ftサーバを、Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 に対応させるためのアップデートです。
あわせて、以下の機能強化、修正を行いました。
- サーバのシステム時刻が、24 時間ごとに平均 4 秒ずれる件を修正します。
対象OS
- Windows Server 2003 R2 Enterprise Edition 32bit
- Windows Server 2008 Enterprise 32Bit
- Windows Server 2008 Enterprise x64 Edition
6.1.2381 での強化内容
- 再同期(Resync)処理およびベリファイ処理においてディスク障害を検出した場合、該当ディスクを切り離すかどうかの判断処理(閾値判定)に不具合があり、故障ディスクを切り離さず各処理を繰り返してしまうことにより、システム負荷が高くなる問題を修正します。
- ベリファイ処理中に RDR Utility より "Set As Active RDR Plex" を実行し、アクティブ RDR プレックスの設定を変更した場合、ベリファイ処理が異常終了する問題を修正します。
6.1.2216 での強化内容
- OS を格納するディスクの全領域に C ドライブを作成している場合、C ドライブの終端をアクセスした際に、イベントログの [システム] に警告イベント(ソース:Disk、ID:51)が登録される問題を修正します。
- ハードディスクに故障が発生した場合、まれにディスクの状態がオフライン/オンラインを繰り返すことにより故障ディスクを切り離すことができず、システム負荷が高くなることがある問題を修正します。
- サーバを起動後、一週間ごとに自動実行されていたベリファイ処理(RDRディスクの整合性チェック)がサーバを起動して12時間後にも自動実行されるように機能追加しました。これにより、一週間(または一週間以内)ごとにサーバを再起動しているお客様の環境におかれましても、定期的にベリファイ処理が実行されるようになります。
なお、ベリファイ処理を停止したり、任意の時間に実行したい場合には、本コンテンツの「適用方法」に掲載しております「ft Server Control Software (6.1.2381) アップデート適用手順書」の「ステップ4 システム環境の確認、留意事項」を参照してください。
6.1.1985 での強化内容
- サーバのシステム時刻が、24 時間ごとに平均 4 秒ずれる件を修正します。
- Service Pack 2 が適用されていない場合に、アップデート完了時に Service Pack 2 が適用されていないことを示す警告メッセージを表示します。
6.0.1755 での強化内容
- サーバの起動時に、ごく稀にモジュールの二重化に失敗し、Watchdog Timeoutが発生する場合がある件を修正します。
ft制御ソフトウェアのバージョンの確認方法
ft制御ソフトウェア(ft Server Control Software)のバージョンは以下の手順で確認できます。
Windows Server 2008 の場合
- 管理者(Administrator)権限のあるユーザでログオンします。
- スタートメニューから「コントロールパネル」にある「プログラムと機能」を開きます。
- プログラムの一覧の「ft Server Control Software」のところにバージョンが表示されます。
バージョンが表示されない場合は、メニューの「表示(V)」で「詳細(D)」を選択し、「詳細表示の設定(H)...」で「バージョン」をクリックして、バージョンを表示させてください。
Windows Server 2003 の場合
- 管理者(Administrator)権限のあるユーザでログオンします。
- スタートメニューから「コントロールパネル」にある「プログラムの追加と削除」を開きます。
- 「ft Server Control Software」の「サポート情報を参照するには、ここをクリックしてください。」をクリックするとバージョンが表示されます。
対象機器
Express5800/R320a-E4 (型番: N8800-143 / 145 / 156 / 166 / 168)
Express5800/R320a-M4 (型番: N8800-144 / 146 / 157 / 161 / 167)
Express5800/R320b-M4 (型番: N8800-154 / 154L)
Express5800/R320a-E4 (型番: N8800-155 / 155L)
Windows Server 2008 for ft (Express5800/R320a)
Windows Server 2003 for ft (Express5800/R320a)
Windows Server 2008 R2 for ft