ftサーバでは装置の可用性を高めるためにCPUモジュールなどの同期(冗長化)動作をしています。
OSやアプリケーションでCPUやChipsetの動作を制限させるような設定や変更をすると、この同期動作に致命的な影響を与えることがあるため、そのような変更はしないでください。
特にシステム構成(MSConfig)のブート詳細オプションの各種項目(プロセッサの数、最大メモリ、PCIロック、デバッグ)は変更しないでください。
また、ハイパースレッディング(Hyper-Threading)はデフォルトでは有効ですが、BIOSやレジストリの設定によって無効にしないでください。
変更された場合、正常な同期動作ができなくなり、以下のような現象が発生する可能性があります。
・マウスやキーボードが操作できなくなる。
・ftサーバのモジュールの組み込みに失敗する。
・システムがストールする。
<ブート詳細オプションの参考画面>
※ チェックボックスにチェックが入っていない場合は問題ありません。
<システム情報の参考画面>
※ プロセッサの項目は、搭載しているCPUが1つの場合は1行分、2つの場合は2行分表示されます。
ハイパースレッディングが有効の場合は、ロジカルプロセッサの個数はコア数の2倍です。