NEC Custom Imageを使用してOSインストール(アップデート)後、「作業手順」を確認のうえ、適切なドライバを適用します。

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• 作業手順
• デバイスドライバのバージョン情報
• 対象機種、およびサポートOS
• ドライバのバージョン情報
  • NEC Custom Imageのドライババージョン情報
  • ESXi 6.5をご利用の場合
  • ESXi 6.5 U1をご利用の場合
  • ESXi 6.5 U2をご利用の場合
  • ESXi 6.5 U3をご利用の場合
• デバイスドライバの確認手順
• デバイスドライバのインストール手順
• デバイスドライバの切り替え手順

1. 「VMware vSphere 6 のインストール」を参照し、最新のNEC Custom Imageを使用してOSをインストール(アップデート)します。

2. 「デバイスドライバのバージョン情報」を参照して適切なデバイスドライバのバージョンがインストールされていることを確認します。確認方法は、「デバイスドライバの確認手順」を参照します。

   ※各OSバージョンごとの【ドライババージョン表】を参照し、バージョンに「更新必要」と記載のあるドライバはアップデートが必要です。記載のないドライバはNEC Custom Imageに適切なドライバが同梱されているためアップデートは必要ありません。

3. 適切なデバイスドライバのバージョンがインストールされていない場合は、「デバイスドライバのインストール手順」を参照してインストールします。

4. 「デバイスドライバのバージョン情報」を参照して適切なデバイスドライバがロードされていることを確認します。 確認方法は、「デバイスドライバの確認手順」を参照します。

5. 適切なデバイスドライバがロードされていない場合は、「デバイスドライバの切り替え手順」を参照し、適切なデバイスドライバをロードします。

NEC Custom Imageのドライババージョン情報

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NEC Custom Imageでインストールした状態のドライババージョンはこちらを参照ください。

ESXi 6.5をご利用の場合

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下記表のバージョンに「更新必要」と記載のあるドライバはアップデートが必要です。
記載のないドライバはNEC Custom Imageに適切なドライバが同梱されているためアップデートは必要ありません。

ESXi 6.5 U1をご利用の場合

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下記表のバージョンに「更新必要」と記載のあるドライバはアップデートが必要です。
記載のないドライバはNEC Custom Imageに適切なドライバが同梱されているためアップデートは必要ありません。

ESXi 6.5 U2をご利用の場合

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下記表のバージョンに「更新必要」と記載のあるドライバはアップデートが必要です。
記載のないドライバはNEC Custom Imageに適切なドライバが同梱されているためアップデートは必要ありません。

ESXi 6.5 U3をご利用の場合

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下記表のバージョンに「更新必要」と記載のあるドライバはアップデートが必要です。
記載のないドライバはNEC Custom Imageに適切なドライバが同梱されているためアップデートは必要ありません。

(*1) 対象のLANコントローラをご使用の場合、ESXiの仕様により既定のデバイスドライバとして「ntg3」ドライバが適用されますが、「ntg3」ドライバをサポートしていません。そのため、「デバイスドライバの確認手順」、および「デバイスドライバの切り替え手順」を参照し、デバイスドライバを「tg3」ドライバに切り替えてください。

(*2)  OSパッチを適用すると、未サポートのドライバが適用される可能性があります。OSパッチを適用後はドライバが適切なバージョンになっているか確認してください。

デバイスドライバのバージョン、および、ロードされているデバイスドライバを確認する

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1. 対象のESXiのダイレクトコンソール画面で、ダイレクトコンソール、またはSSHによるESXi Shellへのアクセスを有効にし、"root"ユーザでログインしてください。ESXiへのShellアクセスについては以下のナレッジ情報をご参照ください。

「Using ESXi Shell in ESXi 5.x, 6.x and 7.x (2004746)」

https://kb.vmware.com/s/article/2004746

2. 現在ロードされているデバイスドライバの確認につきましては、以下のコマンドを実行してください。
   ※該当デバイスドライバがロードされていない場合、コマンドを実行しても何も表示されません。

<コマンド実行例>

vmkload_mod -l | grep {デバイスドライバ名}

3. 現在適用されているデバイスドライバが異なる場合は、「デバイスドライバの切り替え手順」を参照して、デバイスドライバを切り替えます。
   上記確認の結果、デバイスドライババージョンが異なる場合は、「デバイスドライバのインストール手順」を参照して、デバイスドライバをアップデートします。

1. 本サイトに記載されている各デバイスドライバのリンクより、VMware社のダウンロードサイトへアクセスし、デバイスドライバのzipファイルをダウンロードします。
2. ダウンロードしたzipファイルを展開し、offline_bundleファイルを抽出します。

例:bnx2xの場合

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ダウンロードするzipファイル：

QLG-bnx-6.0-5105386.zip

offline_bundleファイル：

QLG-bnx-6.0-offline_bundle-5105386.zip

3. vSphere Clientを使用し、ESXiへログインします。
4. インベントリでESXiホストを選択し、右クリックで「メンテナンスモードへの切り替え」を選択します。
5. インベントリでESXiホストを選択し、[構成]タブをクリックします。
6. [ハードウェア]の中の[ストレージ]をクリックします。
7. データストアの一覧が表示されますので、ファイルをアップロードするデータストアの上で右クリックし、[データストアの参照]を選択します。
8. データストアブラウザの画面が表示されますので、上部にあるツールバーから、[新規フォルダ]のアイコンをクリックし、任意のフォルダを作成します。
9. 作成したフォルダ選択後、データストアブラウザの上部にあるツールバーから、[アップロード]アイコンをクリックし、[ファイルのアップロード]を選択します。
10. アイテムのアップロード画面が表示されますので、作成したフォルダを選択後、offline_bundleファイルを選択し、[開く]をクリックします。
11. アップロード/ダウンロード操作に関する警告ダイアログが表示された場合は[はい]を選択します。

「アップロードしています」というダイアログ画面が消えると、アップロードは完了です。

12. ESXi Shellにログインします。
13. 以下のコマンドを実行しデバイスドライバをインストールします。

<コマンド実行例>

# esxcli software vib install -d {offline_bundle file}

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{offline_bundle file}には/vmfs/volumes/datastore1/{任意のフォルダ}/QLG-bnx-6.0-offline_bundle-5105386.zipのように絶対パスで記述します。

14. rebootコマンドを実行し、サーバを再起動します。
15. デバイスドライバが正しく適用されたことを確認します｡ ESXi Shellにログイン後、以下のコマンドを実行し、デバイスドライバのバージョンが正しいことを確認します。

<コマンド実行例>

# vmkload_mod -s {デバイスドライバ名} | grep Version

16. 以下のコマンドを実行し、デバイスドライバがロードされていることを確認します。

<コマンド実行例>

# vmkload_mod -l | grep {デバイスドライバ名}

17. ESXi Shellからログアウトします。
18. ダイレクトコンソールでTroubleshooting Optionsを選択し、ESXi Shellのアクセス設定を元に戻します。
19. vSphere ClientでESXiに接続し、メンテナンスモードを解除します。
20. インベントリでESXiホストを選択し、[構成]タブをクリックします。
21. [ハードウェア]の中の[ストレージ]をクリックします。
22. データストアの一覧が表示されますので、ファイルをアップロードしたデータストアの上で右クリックし、[データストアの参照]を選択します。
23. データストアブラウザの画面が表示されますので、アップロードしたoffline_bundleファイルを選択します。
24. 上部にあるツールバーから、[削除]のアイコンをクリックし、offline_bundleファイルを削除します。
25. 上部にあるツールバーから、[削除]のアイコンをクリックし、作成したディレクトリを削除します。

ntg3からtg3へのデバイスドライバの切り替え

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1. 対象のESXiのダイレクトコンソール画面で、ダイレクトコンソール、またはSSHによるESXi Shellへのアクセスを有効にし、"root"ユーザでログインしてください。
2. 以下のコマンドでデバイスドライバを切り替えてください。
   # esxcli system module set --enabled=false --module=ntg3
   # esxcli system module set --enabled=true --module=tg3
3. ESXiを再起動してください。
4. 再起動後、適切なバージョンのドライバがロードされていることを確認します。

• 2020/05/29 Express5800/R140h-4 (2nd-Gen)サポート
  ESXi 6.5 lsi_mr3ドライバのバージョンを更新(以下の不具合を対処)
  - メモリを確保できないことが原因でESMPRO/SMのRAID情報が取得できない場合がある
  
• 2019/11/15 ESXi 6.5 U3サポート
• 2019/03/26 ESXi 6.5 U2サポート対象装置を追加
• 2018/11/19 ESXi 6.5 U2サポート
• 2018/06/29 Express5800/R140h-4サポート
• 2018/04/27 bnx2xドライバのバージョンを更新(以下の不具合を対処)
  - HW異常時などに行うリソース解放処理でリソースを一部適切に解放しない
  
• 2017/12/15 ESXi 6.5 U1サポート
• 2017/10/13 ESXi 6.5 対応オプションボード(N8104-7159)を追加
• 2017/04/17 「VMware ESXi 6.5ドライバ情報一覧」を公開