Microsoft社からオプションの更新プログラムとしてリリースされている「Intel Net driver update」は、ftサーバ環境にインストールされませんようお願いします。
本更新プログラムは、Windows UpdateやMicrosoft Updateカタログ上で「Intel-Net-[日時情報]-[バージョン情報]」の名前で表示されます。
ftサーバ環境では、ネットワークの二重化動作を実現するために、ftサーバ専用のチーミングドライバが動作しています。もし「Intel Net driver update」をftサーバ環境にインストールした場合、本ドライバが不正に置き換えられ、下記のような現象が発生する可能性があります。
- コンピュータの管理-ネットワークアダプター配下のチーミングされていたネットワークのプロパティを開くと「GetTeamInfoに失敗しました」のポップアップエラーが表示される。
- 上記プロパティを開く際に、操作を受け付けないストール状態になる。
- 上記プロパティを開いた後、「設定」タブ中にチームの情報が表示されず設定の変更ができない。
「コントロールパネル」→「プログラムと機能」→「インストールされた更新プログラム」を表示し、本更新プログラムがインストールされていないことを確認してください(Windows Server 2012の場合の手順です。OSにより若干手順が異なる可能性があります)。
本更新プログラムがインストールされている場合、正常な環境に復旧するために、本更新プログラムのインストール前に採取したシステムバックアップからのリストア、または、OSクリアインストールからの環境再構築が必要です。