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技術情報

Windows Server 2012 R2 の RemoteFX について

公開日:2014年07月28日
更新日:2015年06月11日

Windows Server 2012 R2 に搭載されたRemoteFX に関するサポート情報です。


RemoteFX の概要

RemoteFX は、リモートデスクトップ環境における DirectX を使用した高精度グラフィックなどの描画速度を向上させ、 より通常のデスクトップ環境に近いユーザビリティを実現する機能です。 なお、本機能を利用するためには、対応したサーバが必要となります。RemoteFX 動作検証済モデルにつきましては、下記「動作検証済み製品一覧」をご確認ください。


システム構成例




  サーバー (ホストOS) サーバー (ゲストOS) クライアントPC
CPU インテル Xeon プロセッサー E5-2667 v3 (3.20GHz/8C/16T) x 2 2 (仮想CPU) インテル Celeron プロセッサー G1820 (2.7GHz/2C/2T) x 1
メモリ 128GB 2GB (仮想メモリ) 4GB
GPU NVIDIA GRID K1 / GRID K2(Active品) - - (インテル HD グラフィックス)
OS Windows Server 2012 R2 Windows 8.1 x64 Windows 8.1 x64

動作検証済み製品一覧

RemoteFX は下記製品一式を揃えている必要があります。注意事項も併せてご確認ください

Express5800/R120e-2M

品名 対象型名 注意事項
Express5800/R120f-2M NN8100-2213Y(E5-2603v3)
N8100-2214Y(E5-2609v3)
N8100-2215Y(E5-2620v3)
N8100-2294Y(E5-2623v3)
N8100-2217Y(E5-2640v3)
N8100-2219Y(E5-2660v3)
N8100-2221Y(E5-2670v3)
N8100-2216Y(E5-2637v3)
N8100-2218Y(E5-2643v3)
N8100-2220Y(E5-2667v3)
N8100-2222Y(E5-2690v3)
N8100-2223Y(E5-2697v3)
N8100-2224Y(E5-2699v3)
構成によって搭載できる電源ユニットが変わります。下記表を参照して、電源ユニットを手配してください
Windows Server 2012 R2 UL1900-101,
UL1900-111 
Standard Edition および Enterprise Edition のどちらでもRemoteFX をお使いいただくことができます。
ライザカード (PCIex16) N8116-34 グラフィックスアクセラレータボードを搭載するために、手配必須となります (BTO 組込対象製品)。
N8116-34 付属のマニュアルを参照の上、ライザカードをサーバーに実装してください。
フルレングスPCI搭載キット N8116-37 グラフィックス・アクセラレータボードを搭載する場合は、手配必須となります (BTO 組込対象製品)。
N8116-37 付属のマニュアルを参照の上、フルレングスPCI搭載キットをサーバーに実装してください。
グラフィックスボード搭載キット N8116-38 グラフィックス・アクセラレータボードを搭載する場合は、手配必須となります (BTO 組込対象製品)。
N8116-38 付属のマニュアルを参照の上、グラフィックスボード搭載キットをサーバーに実装してください。
NVIDIA GRID K1
NVIDIA GRID K2(Active品)
- グラフィックスアクセラレータボードはお客様にてご用意頂く必要がございます。(弊社の製品型名としてはご用意しておりません)
NVIDIA GRID K2(Passive品)は搭載できません。Active品をご用意ください。
N8116-345 のライザカード上に実装してください。
グラフィックスアクセラレータボードについては、保守対象外となります。
グラフィックス・アクセラレータボードを搭載する際は、BMCファームウェア: Rev02.13以上、SDR: Rev00.06以上、システムBIOS: バージョン5.0.4016以上を使用する必要があります。RemoteFX設定手順書に従って各バージョンを確認し、必要に応じて、サポート情報より提供している対応版BMCファームウェア/SDR、システムBIOS のアップデートモジュールをダウンロード頂き、アップデートをお願いします。
(※)クライアントPC はRDP 8.1 以降に対応したOS をインストールする必要があります。 2015/03/25 時点で、RDP8.1 以降に対応したクライアントOS はWindows 8.1 以降です。 また、ゲストOS には Windows 8.1 Enterprise のライセンスが必要です。

Express5800/R120f-2MでRemoteFXを利用する場合に搭載可能な電源ユニット(NVIDIA GRID K1搭載時)
本体型名(CPU) CPU数 増設2.5型HDDケージ
(N8154-69)
DIMM枚数 利用可能な電源ユニット
N8100-2213Y(E5-2603v3)
N8100-2214Y(E5-2609v3)
N8100-2215Y(E5-2620v3)
2CPU なし 24枚以下 800W(N8181-122,N8181-118) もしくは 1000W(N8181-123)
あり 24枚以下 1000W(N8181-123)
N8100-2294Y(E5-2623v3)
N8100-2217Y(E5-2640v3)
N8100-2219Y(E5-2660v3)
N8100-2221Y(E5-2670v3)
2CPU なし 16枚以下 800W(N8181-122,N8181-118) もしくは 1000W(N8181-123)
17枚以上 1000W(N8181-123)
あり 24枚以上 1000W(N8181-123)
N8100-2216Y(E5-2637v3)
N8100-2218Y(E5-2643v3)
N8100-2220Y(E5-2667v3)
N8100-2222Y(E5-2690v3)
N8100-2223Y(E5-2697v3)
N8100-2224Y(E5-2699v3)
2CPU なし 8枚以下 800W(N8181-122,N8181-118) もしくは 1000W(N8181-123)
9枚以上 1000W(N8181-123)
あり 24枚以下 1000W(N8181-123)

Express5800/R120f-2MでRemoteFXを利用する場合に搭載可能な電源ユニット(NVIDIA GRID K2搭載時)
本体型名(CPU) CPU数 HDD台数 DIMM枚数 利用可能な電源ユニット
N8100-2213Y(E5-2603v3)
N8100-2214Y(E5-2609v3)
N8100-2215Y(E5-2620v3)
N8100-2217Y(E5-2640v3)
2CPU 8台以下 12枚以下 800W(N8181-122,N8181-118) もしくは 1000W(N8181-123)
13枚以上 1000W(N8181-123)
9台以上 24枚以下 1000W(N8181-123)
N8100-2294Y(E5-2623v3)
N8100-2219Y(E5-2660v3)
2CPU 8台以下 8枚以下 800W(N8181-122,N8181-118) もしくは 1000W(N8181-123)
9枚以上 1000W(N8181-123)
9台以上 20枚以下 1000W(N8181-123)
24枚以上 構成不可
N8100-2216Y(E5-2637v3)
N8100-2218Y(E5-2643v3)
N8100-2220Y(E5-2667v3)
N8100-2221Y(E5-2670v3)
N8100-2222Y(E5-2690v3)
2CPU 8台以下 24枚以下 1000W(N8181-123)
9台以上 12枚以下 1000W(N8181-123)
13枚以上 構成不可
N8100-2223Y(E5-2697v3)
N8100-2224Y(E5-2699v3)
2CPU 6台以下 24枚以下 1000W(N8181-123)
7~8台 20枚以下 1000W(N8181-123)
21枚以上 構成不可
9台以上 12枚以下 1000W(N8181-123)
13枚以上 構成不可

設定手順

RemoteFX は下記手順書を参照の上、インストールおよび設定してください。


関連リンク

製品名カテゴリ

R120f-2M

  • コンテンツID: 3140106705
  • 公開日: 2019年01月18日
  • 最終更新日:2019年01月18日

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