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技術情報

PCサーバ(4Way)(Express5800 シリーズ)向け VMware ESXi 6.7ドライバ情報一覧

概要

NEC Custom Imageを使用してOSインストール(アップデート)後、「作業手順」を確認のうえ、適切なドライバを適用します。

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目次

作業手順

  1. VMware vSphere 6 のインストール」を参照し、最新のNEC Custom Imageを使用してOSをインストール(アップデート)します。

  2. デバイスドライバのバージョン情報」を参照して適切なデバイスドライバのバージョンがインストールされていることを確認します。確認方法は、「デバイスドライバの確認手順」を参照します。

    ※各OSバージョンごとの【ドライババージョン表】を参照し、バージョンに「更新必要」と記載のあるドライバはアップデートが必要です。記載のないドライバはNEC Custom Imageに適切なドライバが同梱されているためアップデートは必要ありません。

  3. 適切なデバイスドライバのバージョンがインストールされていない場合は、「デバイスドライバのインストール手順」を参照してインストールします。

  4. デバイスドライバのバージョン情報」を参照して適切なデバイスドライバがロードされていることを確認します。 確認方法は、「デバイスドライバの確認手順」を参照します。

  5. 適切なデバイスドライバがロードされていない場合は、「デバイスドライバの切り替え手順」を参照し、適切なデバイスドライバをロードします。

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デバイスドライバのバージョン情報

対象機種、およびサポートOS

○:サポート、×:未サポート
対象装置 ESXi 6.7 U1 ESXi 6.7 U3
R140g-4
×
R140h-4
(N8100-7301Y)
×
R140h-4 (2nd-Gen)
(N8100-7302Y)
×

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NEC Custom Imageでインストールした状態のドライババージョンはこちらを参照ください。

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下記表のバージョンに「更新必要」と記載のあるドライバはアップデートが必要です。
記載のないドライバはNEC Custom Imageに適切なドライバが同梱されているためアップデートは必要ありません。

【ESXi 6.7 U1 ドライババージョン表】
オプションデバイス デバイスドライバ バージョン 更新情報
LANコントローラ
N8104-7151
N8104-7152
ntg3
4.1.3.2-1vmw
-
N8104-7149
bnx2x
2.713.60.v60.2-1OEM
-
N8104-7157
ixgben
1.7.1-1OEM
-
N8104-7158
N8104-7159
i40en
1.7.1-1OEM
-
RAIDコントローラ/SASコントローラ
N8103-7177
N8103-7178
N8103-7004
lsi_mr3
7.705.09.00-1OEM
-
N8103-7184
lsi_msgpt3
17.00.01.00-1OEM
(更新必要)
FCコントローラ
N8190-7157A
N8190-7158A
N8190-7159
N8190-7160
lpfc
11.4.341.0-1OEM
-

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下記表のバージョンに「更新必要」と記載のあるドライバはアップデートが必要です。
記載のないドライバはNEC Custom Imageに適切なドライバが同梱されているためアップデートは必要ありません。

【ESXi 6.7 U3 ドライババージョン表】
オプションデバイス デバイスドライバ バージョン 更新情報
LANコントローラ
N8104-7151
N8104-7152
ntg3
4.1.3.2-1vmw
-
N8104-7157
ixgben
1.7.20-1OEM
-
N8104-7158
N8104-7159
i40en
1.8.6-1OEM
-
RAIDコントローラ/SASコントローラ
N8103-7207
N8103-7208
lsi_mr3
7.708.07.00-3vmw
-
N8103-7184
lsi_msgpt3
17.00.02.00-1vmw
-
FCコントローラ
N8190-7157A
N8190-7158A
N8190-7171
N8190-7172
lpfc
12.4.242.0-1OEM
-

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デバイスドライバの確認手順

  1. 以下の手順でデバイスドライバのロード状況およびバージョンを確認します。

    対象のESXiのダイレクトコンソール画面で、ダイレクトコンソール、またはSSHによるESXi Shellへのアクセスを有効にし、"root"ユーザでログインしてください。ESXiへのShellアクセスについてはナレッジ情報「Using ESXi Shell in ESXi 5.x, 6.x and 7.x (2004746)」をご参照ください。

    現在ロードされているデバイスドライバの確認につきましては、以下のコマンドを実行してください。
    ※該当デバイスドライバがロードされていない場合、コマンドを実行しても何も表示されません。

    # vmkload_mod -l | grep {デバイスドライバ}

    デバイスドライバのバージョンの確認につきましては、以下のコマンドを実行してください。

    # vmkload_mod -s {デバイスドライバ} | grep Version

  2. 確認の結果、ロードされているデバイスドライバのバージョンが、上記「デバイスドライバのバージョン情報」に記載されているバージョンより古い場合は、以下の「デバイスドライバのインストール手順」を実施し、デバイスドライバをアップデートします。

  3. 現在適用されているデバイスドライバが異なる場合は、「デバイスドライバの切り替え手順」を参照して、デバイスドライバを切り替えます。

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デバイスドライバのインストール手順

以下に、ドライバのインストール手順を記載します。

  1. 本サイトに記載されている各ドライバのリンクより、VMware社のダウンロードサイトへアクセスし、ドライバのzipファイルをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたzipファイルを展開し、offline_bundleファイルを抽出します。
  3. Host Clientを使用し、ESXiへログインします。
  4. インベントリでホストを選択し、右クリックで[メンテナンスモードへの切り替え]を選択します。
  5. 「メンテナンスモードの変更を確認します」というダイアログ画面では[はい]を選択します。
  6. インベントリでストレージを選択します。
  7. データストアの一覧が表示されますので、ファイルをアップロードするデータストアの上で右クリックし、[参照]を選択します。
  8. データストアブラウザの画面が表示されるので、上部にあるツールバーから、[ディレクトリの作成]のアイコンをクリックし、任意のディレクトリを作成します。
  9. 作成したディレクトリ選択後、データストアブラウザの上部にあるツールバーから、[アップロード]アイコンをクリックし、[ファイルのアップロード]を選択します。
  10. アイテムのアップロード画面が表示されますので、offline_bundleファイルを選択し、[開く]をクリックします。
  11. アップロード完了後[閉じる]を押し、データストアブラウザを閉じます。
  12. ESXi Shellにログインします。
  13. 以下のコマンドを実行しドライバをインストールします。

    # esxcli software vib install -d {offline_bundle file}

    {offline_bundle file}は絶対パスで記述します。

  14. reboot コマンドを実行し、サーバを再起動します。
  15. ドライバが正しく適用されたことを確認します。 ESXi Shell にログイン後、以下のコマンドを実行し、ドライバのバージョンが正しいことを確認します。

    # vmkload_mod -s {ドライバ名} | grep Version

  16. 以下のコマンドを実行し、ドライバがロードされていることを確認します。

    # vmkload_mod -l | grep {ドライバ名}

  17. ESXi Shell からログアウトします。
  18. Host ClientでESXiに接続し、メンテナンスモードを解除します。
  19. アップロードしたoffline_bundleファイルを削除します。インベントリで[ストレージ]をクリックします。
  20. データストアの一覧が表示されますので、ファイルをアップロードしたデータストアの上で右クリックし、[参照]を選択します。
  21. データストアブラウザの画面が表示されるので、アップロードしたoffline_bundleファイルを選択します。
  22. 上部にあるツールバーから、[削除]のアイコンをクリックし、offline_bundleファイルを削除します。
  23. 上部にあるツールバーから、[削除]のアイコンをクリックし、作成したディレクトリを削除します。

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デバイスドライバの切り替え手順

以下に、bnx2xドライバの切り替え手順を記載します。

  1. ESXi Shellにログインします。
  2. 以下のコマンドをESXi Shell上で実行します。
  3. # esxcli system module set --enabled=false --module=qfle3

    # esxcli system module set --enabled=true --module=bnx2x

    # reboot

  4. 再起動後、適切なバージョンのドライバがロードされていることを確認します。

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掲載履歴

  • 2020/05/29 Express5800/R140h-4 (2nd-Gen)サポート
  • 2019/03/26 「VMware ESXi 6.7ドライバ情報一覧」を公開

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製品名カテゴリ

VMware ESXi

  • コンテンツID: 3140106869
  • 公開日: 2019年03月26日
  • 最終更新日:2021年02月19日

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