マイクロソフト社からリリースされているIntel製マイクロコードの更新プログラムは、主にプロセッサの脆弱性に関する修正となりますが、ftサーバではその対応をBIOSのアップデートによって行います。
そのため、これらの更新プログラムはftサーバのホストOSへは適用対象外となります。
下記の更新プログラムを含めIntel製マイクロコードに該当する更新プログラムはいずれもftサーバ(ホストOS)へ適用されないようにお願いします。
・Widnows Server 2016 向け
KB4091664
KB4346087
KB4494175
KB5019182
KB4589210
・Widnows Server 2019 向け
KB4465065
KB4494174
KB5019181
KB4589208
・Widnows Server 2022 向け
KB5019106
該当する更新プログラムをftサーバ(ホストOS)へ適用されている場合、CPUモジュールが二重化しない、あるいは、サーバがストールして予期しないシャットダウンが発生する可能性がありますので、アンインストールをお願いします。なお、仮想マシン上のゲストOSへ適用した場合には影響ありません。
参考ページ
Intel製マイクロコードの更新プログラムの概要
https://support.microsoft.com/help/4093836/
KB4589210: Windows 10、バージョン 1607、および Windows Server 2016 の Intel マイクロコード更新プログラム
https://support.microsoft.com/help/4589210/
KB4589208: Windows 10、バージョン 1809、および Windows Server 2019 の Intel マイクロコード更新プログラム
https://support.microsoft.com/help/4589208/