ftサーバを運用稼働中に縮退状態となりましたら、速やかに二重化状態に復旧させてください。
ftサーバが縮退している場合、ftサーバ前面のシステムFTランプが消灯しています。
また、ftサーバとしての可用性が失われ、縮退状況によっては一般のIAサーバと同等の可用性になります。
さらに、縮退したまま長期間運用を継続されたことによって障害の範囲が拡大し、二重化状態への復旧が困難となる場合があります。ハードウェアの障害などによりCPUモジュールや内蔵ディスクが縮退している状況でStopエラーが発生した際には、メモリダンプの出力に失敗する場合もあります。
ftサーバの縮退要因や復旧方法の調査が必要となる場合は、障害情報を採取し、保守サービス会社に連絡してください。障害情報の採取方法は下記コンテンツを参照してください。
Express5800/ftサーバ障害情報採取について(コンテンツID:3140107504)
なお、ftサーバの稼働状況は各種管理・監視ユーティリティ(ESMPRO/ServerManager、EXPRESSSCOPEエンジン)からも確認することができます。