まとめて設定の設定ファイルの雛型として使用可能な設定テンプレートファイルを提供します。
本設定テンプレートファイルを利用すると、サーバで発生する各種イベントを他社のSNMP管理コンソールに通報したい場合や、WebSAM AlertManagerで実現可能な通報手段で通報したい場合に、サーバ側の通報設定を簡単に設定できるようになります。
・ファイル名:GatherSetting_異常イベント.XML
ESMPRO/ServerAgentService(Windows)に対して、ESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧
から抽出した異常イベントのイベントログ監視設定を行う設定テンプレートファイル。
・ファイル名:GatherSetting_警告イベント.XML
ESMPRO/ServerAgentService(Windows)に対して、ESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧
から抽出した警告イベントのイベントログ監視設定を行う設定テンプレートファイル。
・ファイル名:GatherSetting_正常イベント.XML
ESMPRO/ServerAgentService(Windows)に対して、ESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧
から抽出した正常イベントのイベントログ監視設定を行う設定テンプレートファイル。
・ファイル名:GatherSetting_エクスプレス通報対象のイベント.XML
ESMPRO/ServerAgentService(Windows)に対して、ESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧
から抽出したエクスプレス通報対象イベントのイベントログ監視設定を行う設定テンプレートファイル。
イベントの抽出に使用したESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧は、2024年4月26日時点(第18版)のものです。
本設定テンプレートファイルはまとめて設定機能を使用してESMPRO/ServerAgentService(Windows)の通報設定を行います。
以下のユースケースを想定しています。
・サーバから他社のSNMP管理コンソールにESMPRO/ServerAgentService(Windows)が登録する各種イベントを通報する。
・WebSAM AlertManagerをご使用の場合には、WebSAM AlertManagerで実現可能な通報手段(インターネット メール通報やパトロールランプ通報など)でESMPRO/ServerAgentService(Windows)が登録する各種イベントの通報が行えます。
WebSAM AlertManagerの通報先グループの設定にて、通報先グループの設定を変更することで各種通報先へ通報が行えます。
設定テンプレートファイルに記述されている通報先グループのデフォルト設定<GroupID name="マネージャ" />は、お客様の環境や運用に合わせて書き換えてください。
■ESMPRO/ServerAgentService(Windows)またはESMPRO/ServerAgent(Windows)をインストール後、通報設定を変更していない既定の通報設定状態の管理対象機器に設定テンプレートファイルを適用する場合
1.ESMPRO/ServerManager Ver. 7 セットアップガイド「19.4 設定ファイルの編集」を参考に、お客様の環境に合わせて管理対象機器のコンポーネント名またはIPアドレス設定(Componentタグ)を書き換えてください。
2.インストールされている製品(AlertManagerタグ)、通報手段(BaseSettingReportタグ)、通報手段の設定変更(Destinationタグ)についてもお客様の環境や運用に合わせて追記してください。
4.まとめて設定の設定ファイルの追加については、ESMPRO/ServerManager Ver. 7 セットアップガイド「19.5 設定ファイルの追加」をご参照ください。
設定ファイルの適用については、ESMPRO/ServerManager Ver. 7 セットアップガイド「19.6 設定ファイルの適用」をご参照ください。
■ESMPRO/ServerAgentService(Windows)またはESMPRO/ServerAgent(Windows)をインストール後、通報設定を変更されている状態の管理対象機器に設定テンプレートファイルを適用する場合
既に管理対象機器に通報設定が行われている場合に、設定テンプレートファイルをそのまま適用すると設定が上書きされます。
以下の手順に従い既存設定と設定テンプレートファイルをマージしてください。
1.ESMPRO/ServerManager Ver. 7 セットアップガイド「19.3 設定ファイルのダウンロード」を参考に、該当する管理対象機器の通報設定をダウンロードします。
ダウンロードした設定ファイルをバックアップとして保存しておくと、設定ファイルの適用に失敗した場合等にバックアップした設定ファイルを適用することで元の設定に戻すことができます。
2.ダウンロードした設定ファイルを参考に、管理対象機器のコンポーネント名またはIPアドレス設定(Componentタグ)、インストールされている製品(AlertManagerタグ)、通報手段(BaseSettingReportタグ)、通報手段の設定変更(Destinationタグ)を設定テンプレートファイルへ上書きします。
3.<EventLog>タグについては、設定テンプレートファイルの<EventID>タグ毎にダウンロードした設定ファイルに記述されている
<GroupID>要素、<ReportID>要素、<Setting>タグを追記します。
通報が不要なイベントについては、該当する<Source>タグまたは<EventID>タグを削除します。
詳細はESMPRO/ServerManager Ver. 7 セットアップガイド「19.4.5 <EventLog>情報」をご参照ください。
通報先やイベントの詳細については
ESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧 をご参照ください。
4.更新した設定テンプレートファイルを追加および適用します。
追加についてはESMPRO/ServerManager Ver. 7 セットアップガイド「19.5 設定ファイルの追加」、適用についてはESMPRO/ServerManager Ver. 7 セットアップガイド「19.6 設定ファイルの適用」をご参照ください。
2023/01/16
各設定テンプレートファイルに記載しているイベントを更新しました。
更新内容はイベントの抽出に使用している ESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧について第13版と第14版の差分を反映し最新化しました。
2024/02/15
各設定テンプレートファイルに記載しているイベントを更新しました。
更新内容はイベントの抽出に使用している ESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧について第15版と第16版の差分を反映し最新化しました。
2024/08/26
各設定テンプレートファイルに記載しているイベントを更新しました。
更新内容はイベントの抽出に使用している ESMPRO/ServerAgentService Ver2.x アラート一覧について第17版と第18版の差分を反映し最新化しました。